怪談実話 顳かみ草紙 歪み の商品レビュー
一見、幽霊の話なのかと思いきや生きた人間の、生の狂気を突然ぶつけてくるのだから驚く。 彼の短編はいつも意表を突いてくる。 怪談とは何も背筋が凍るような話だけではない。おかしさや切なさ、それらを不思議さで包む怪しい話もあるのだ。バラエティーに富んだ38篇だ。
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ゾッとする怖さだけでなく意外にちょっといい話っぽいのもあって趣の違う話がたくさん集まってて面白かった。
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アルビノの異形な表紙。 なーんかいまいち。インパクト薄。 東京伝説なんかに比べると、行間を読むようなつくりになってるのはいいと思うけど。 中途半端なんだよなぁ。再読はないな。
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とにかく表紙に釣られた。 中身はあんまり覚えてない。 印象に残る話の方が少なかったかな。 あと、因果関係が成り立ってないのも厳しいかな。 突発的に怪異が起こるのってちょっと考えられないかも。
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図書館で借りました。 ええ感じに色落ちしてて、これまで読んだ人の指の跡がついてて…ぐふふ。 怪談実話は結局何やったんかが分からんのでなお怖い。 真夜中に読むもんではないな…空間が気になる。
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初期に比べて怖さがダウンしたものの、(慣れて来たせい?)ほんと何とも言えない話しなんだよなぁ。怖くないけど、え??みたいな。
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えー、ほんとに実話なの~?! という、不思議な話が38篇。 落ちはなく、ただただ、インタビューのように、語られているものが記載されている。 ほんとに、実話? でも、ないとはいえないよね。 とにかく淡々と語られる38の話、短いのが、かえって本当の話におもえてくる。
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「赤だるま」「いつかかわる」「月に行く」が、かなーり厭な感じです。タイトルどおり「歪んでいる」話なんです。 同じぐらいに読んだ「因ル話」より、こっちの方が怖くて厭なんですが。 評価が低いのは、装丁のせい。 ページの縁が、全て赤く色つけられてるんですが。それが色移りするんですね。...
「赤だるま」「いつかかわる」「月に行く」が、かなーり厭な感じです。タイトルどおり「歪んでいる」話なんです。 同じぐらいに読んだ「因ル話」より、こっちの方が怖くて厭なんですが。 評価が低いのは、装丁のせい。 ページの縁が、全て赤く色つけられてるんですが。それが色移りするんですね。 いつも、本読むときはカバー外して読むので、本には色移りしてないのですが、ふと指先見たらびっくりですよ。 「新耳袋」とかでよく聞く、読んでる最中の怪異現象かと思って戦慄しました。 狙ってやったんですかね。読了後、カバーに赤い指紋後がべったり、みたいな演出。 いや、演出としたら、自分はまんまと引っ掛っているので、大成功!なんですけどね。 おっかないので、やめていただきたいです。 「新耳袋」みたいな百物語の形式の怪談本の、読んでる最中の怪異現象というものには、かなりびびってますので。 一度に全部は読まないようにしてるんです。 そんなびびりなじぶんなんおで、作為的かどうかは置いといて、色移りにはびっくりしたわけです。 今後は、やめてくださいね。
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