人生の原則 の商品レビュー
衝動買いした本に限ってエッセー集で、あぁ失敗したなと思いつつ読破。 作者と会話しているつもりで読めばいいんだし。 それでも昔なら読んだ内容をそのまま間に受けることが多かったけど、この人の文章を読むと、心底納得できる部分とこの人とは友達になれないなと思う部分があって。それもまたワ...
衝動買いした本に限ってエッセー集で、あぁ失敗したなと思いつつ読破。 作者と会話しているつもりで読めばいいんだし。 それでも昔なら読んだ内容をそのまま間に受けることが多かったけど、この人の文章を読むと、心底納得できる部分とこの人とは友達になれないなと思う部分があって。それもまたワタシの個性だよね? 曽野先生ならあなたそれでいいのよって言ってくださるかしら? 本の後半部分は東日本大震災以降の日本についてでした。 これは沢山の人に読んでほしいかも。
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どうすればいい子で居られるかではなく、ブッ殺してやりたい、そういう思いを辛うじて思い留める、人としての意志にフォーカスさせられる一冊。 通っていたカトリックの高校にいた牧師、他界したクリスチャンの祖母、禅寺の住職。僕の知っている宗教家が共通して持つ、独特の清冽さは、おそらく本書...
どうすればいい子で居られるかではなく、ブッ殺してやりたい、そういう思いを辛うじて思い留める、人としての意志にフォーカスさせられる一冊。 通っていたカトリックの高校にいた牧師、他界したクリスチャンの祖母、禅寺の住職。僕の知っている宗教家が共通して持つ、独特の清冽さは、おそらく本書で示される実践的な善への追求が求めるマナーの一つなのかも知れない。 「人間は神仏の光栄ある奴隷になることを無言で承認する。その経過なしには、厳しい「和」など実現しないだろう。」 百二十を超える途上国、うち二十五カ国がアフリカに所属する最貧国へのボランティア派遣という著者の体験を幹とする言葉に、くっきりとした説得力を感じた。
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衰えるどころか、いや増すお言葉の崇高さ。 ありがたく読ませていただきました。 そして時間の許す限り曽野さんの言葉に触れて気を引き締めて行き直すことを繰り返しながら生活していきたいと思います。
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今を生きること、人生に関すること。一億二千万人を著者が客観的に分析し、警鐘をならしたり、あるいは誇るべきものは誇ったり、これからの生き方の一つの大局観を示す。
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