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アマルフィ の商品レビュー

3.8

24件のお客様レビュー

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2013/03/24

イタリアは好きな国であり、その国の中で発生する事柄がスピーディに展開され、非常に娯楽性の高い作品。 自分の仕事柄、日本大使館の方に会うことも少なくなく、その裏舞台を見ているようで楽しくもあった。外交官シリーズ、面白し。

Posted byブクログ

2013/03/03

「アマルフィ」とはイタリアの風光明媚な観光地。 母子でそこに行くための旅行中に娘が誘拐され、身代金を要求される。 犯人からその子を助け出そうと手伝うのが、主人公外交官の黒田康作。 最近の「覇王の番人」「デパートに行こう」と違い、著者らしいスピード感があり、以前面白いと感じた...

「アマルフィ」とはイタリアの風光明媚な観光地。 母子でそこに行くための旅行中に娘が誘拐され、身代金を要求される。 犯人からその子を助け出そうと手伝うのが、主人公外交官の黒田康作。 最近の「覇王の番人」「デパートに行こう」と違い、著者らしいスピード感があり、以前面白いと感じた頃に作風が戻ったようで安心した。

Posted byブクログ

2013/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真保裕一による映画原作から書き起こした、外交官シリーズ第一弾。 読み始めはどうも、織田裕二の顔がチラついてなんだかなあと思っていたが、読み進めるに連れそんなことはどうでも良くなってきて、物語の世界に没入してしまう。日本人誘拐事件に端を発した物語は、やがて思いも寄らない展開を見せ始める。このあたり、真保裕一のストーリーテリングの巧さが光っている。 それにしても、久しぶりに寝る間を惜しんで読んでしまい、今朝3時までかけて一日で読み終えてしまった。

Posted byブクログ

2013/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

海外の邦人保護を任務とする外交官・黒田はテロ情報をもとにローマへと派遣されます。 時期を同じくしてイタリアを訪れた日本人の母親と幼い娘。 少女が何者かに誘拐され、黒田は真相を追いかけていきます。 最初から、ただの誘拐事件ではないことを思わせる部分が多々あり、 裏に隠れた真相を見極めようと、1つの言葉も漏らすまいと真剣に読みました。 中盤まではノンストップ状態です。 次第に最初の想像とは異なり、政治的な思想と民族問題が絡んだ展開になります。 やや強引な部分もあったと思いますが、 アマルフィの美しい景色を容易に想像することができ、 最後まで面白く読み終えました。

Posted byブクログ