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みんなのふこう 葉崎は今夜も眠れない の商品レビュー

3.1

21件のお客様レビュー

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2014/11/21

 FMラジオの放送形式で語られる、不幸だけどめげない少女とそれを見守り続ける少女の話。  前半はラジオのパーソナリティの語りで物語が進み、途中から貸本コーナーの日誌や警察の取り調べ記録など、表現を様々に変えて話が展開する。  疫病神がついているとしか思えないくらい数々の事件・事...

 FMラジオの放送形式で語られる、不幸だけどめげない少女とそれを見守り続ける少女の話。  前半はラジオのパーソナリティの語りで物語が進み、途中から貸本コーナーの日誌や警察の取り調べ記録など、表現を様々に変えて話が展開する。  疫病神がついているとしか思えないくらい数々の事件・事故に巻き込まれながら、あまり深刻さを理解していないココロちゃんの天然さ加減がかわいくもあるし、ちょっと怖くも感じる。起きていることはかなりブラックなはずなのに、なぜか少し笑えてしまうところがこの作品の特徴というか、良さかなと思った。  物語としての着地点が見えづらいけど、そういうところがリアリティを引き立たせていると思うので、私は嫌いじゃない。  あと、作品を全部読んだ後でカバーイラストをもう一度眺めてみると、いろいろと思わせぶりな点があって面白いと思った。

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2014/05/03
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面白しろく読めました。ブラックだけど軽い。軽いけどブラック。長ーい病院の待ち時間に、一気に読めました。

Posted byブクログ

2014/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

FM葉崎の人気コーナー「あなたの不幸」リスナーのペンペン草さんから届くココロちゃんの日常。驚くほど不器用でドジなココロちゃんの周りには事件が続く。 それに突っ込みをいれるパーソナリティの瞳子さん。 毎度最後にはもちろんオチがあり。 なんかこれ陣内智則の一人コントみたい。 小ネタのリクエスト曲。渋いし。 やがてココロちゃんはペンペン草さんの前から姿を消し、FM局のアシスタントくんの日記から病院の図書コーナー日誌へ。メール、日記、手紙、ビテオ、ラジオといろんな手段がココロちゃんを伝えていく。 なんか実験的な感じがする。面白いけど落ち着かないな。 ドタバタだけどきっちり前述のことが伏線になってるあたりはさすがだけど。 最後までドタバタでニヤリとすることが散りばめられている。 でもやはりなにかグレーなものがうっすら積もって行く感じ。 そうだ、これが若竹コージーだわ。 高校のクラスメイトを思い出す。 数々の失敗のあと、必ず「よかった探し」をしていたっけ。 元気かなあ。

Posted byブクログ

2013/12/01

『プラスマイナスゼロ』といい、この作品といい、例えば葉村晶モノに比べたら肩の力が抜けているというか、軽いというか。 若竹七海なら何でも面白いと感じるわけではない、というお勉強になりました。

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2013/10/07

若竹七海のコージー・ミステリ?とは違う感じ?? ちょっと不思議な世界観の作品でした。 以前に読んだのは、もっとミステリでしたが・・・“葉崎モノ”なので、懐かしい登場人物も(^_^;) ちょっと葉崎モノを読み返したくなりました。

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2013/06/08
  • ネタバレ

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いろいろな不幸に見舞われながらもくじけないというか気にしないかなりドジでなにかついているんじゃないかっていうココロちゃんから目が離せません。

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2013/04/16

20130416 ブラックでちょっとホラー。 ミステリなのか?って思うけど、伏線から全体の謎解きになっていて、面白かった。

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2013/03/29

葉崎町シリーズ? 舞台のラジオ局はロゼリアに出てきたあのラジオ局ですね。懐かしい。 評価の低さは、作者が到達点をどこに置くべきか定まっているように思えないからです。 確かに主人公?の不幸とネタみたいなエピソードは面白い。 でも、全体がわかりにくい。

Posted byブクログ

2013/02/17

コミカルなユーモアミステリなのに、どこか心の隅をすうっと冷たい空気が抜けていくような。 笑えそう…で、半笑いで笑いが止まってしまうような感じ。 ココロちゃんが、ちょっと怖い。

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2013/02/08

若竹さんの本は久々。 『マレー半島すちゃらか紀行』がおもしろいのよねえ。 今回は最初はんー?て感じもあったんですが、 読みやすいのでそのまま一気に。おもしろかったよ。

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