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おいべっさんと不思議な母子 の商品レビュー

4.1

32件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2013/07/28
  • ネタバレ

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学校教育を通して本当の生き方を示している。 例えば、勇気を持って間違いに抵抗する。 そんな勇気の象徴が学校である。失敗を恐れず、失敗のひとつやふたつは人生にとって貴重な財産である。

Posted byブクログ

2013/06/26

教育問題というリアルな中にSF的要素が折り込まれ、ラストも予想を裏切られ、一気に読ませる! 博史は小学校の教師。博史はクラスのいじめ問題や保護者の対応に苦慮していた。一方、家庭でも娘の対応に悩まされていた。そんな中、石場寅之助という転入生が博史のクラスに入ってきたところから物語...

教育問題というリアルな中にSF的要素が折り込まれ、ラストも予想を裏切られ、一気に読ませる! 博史は小学校の教師。博史はクラスのいじめ問題や保護者の対応に苦慮していた。一方、家庭でも娘の対応に悩まされていた。そんな中、石場寅之助という転入生が博史のクラスに入ってきたところから物語はスタートする。 「学校は上手にたくさんの失敗をするための場所なのだ。そして、その失敗からどう立ち上がるのか、失敗をどう克服するかを学ぶ場所なのだ」 など、心に響くメッセージが散りばめられている。 自分の小中高校のころを振り返ってみると、失敗を悪とし、その場をうまく取り繕う自分もいたなあと思い出す。 中高生にも教育に携わる方にも読んでいただきたい作品。

Posted byブクログ

2013/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目8箇所。「スーツにアシックスかよ。フンッ、学校の先生は常識がねえなあ」、確かに、言われてみれば変な組み合わせだが、習慣とは恐ろしいもので、指摘されるまで自分でも違和感を感じなかった。「身体を張ってでも正義を通すべきときに、ケガすることを恐れて、無関心を装い逃げるような大人になってもらっては困ります」。「恐れるべきは、名誉をケガされたにもかかわらず、傷つくことを恐れて立ち上がることができない、臆病者になることではござらぬか」。「詫びる必要なんてない。今お前が言ったとおりだよ。学校は”失敗”を経験するためにある場所だ。失敗したときには、それを”学び”に変える。それだけだ。この経験からお前が何かを学んで、今までの自分とは違う過ごし方をするだけでいいんだよ」。大人の世界はどうか知らないが、子どもの世界は、正義ではなく、声を大にして主張する者の天下なのだ。学校は、上手にたくさん失敗をするための場所なのだ、そして、その失敗からどう立ち上がるのか、失敗をどう克服するかを学ぶ場所なのだ、決して、一つの失敗もしないで、転ばないで六年間の学習内容を修得するのが目的ではない、もちろん人間関係のぶつかり合いだってそうだ、誰とも一度もぶつからないのが、子どもにとっていい過ごし方ではない。「この時代は、いい時代ですね。驚くほどみんなが豊かです。すべての人が、わたくしどもの世界の上様のような生活をしています。飢饉もない。飢え死にする人もいない。子どもが間引きされることもない。そればかりか、身分の違いすらない。車に乗って隣の国まで行くことも許される。どこに住みついてもいい。そして、子どもたちには無償で教育をしてくださる。そして将来は、自分がやりたいと思うことをやって、自分の好きな人と家庭を築いていいなんて……」。今の時代は、一人の人間が生きていれば、将来を大きく変える可能性があるんだそうです。

Posted byブクログ

2013/04/29

学校とは失敗をし、学ぶ場所。いつの間にか忘れて、いい子でいる事に満足していたかも。そして、失敗を恐れて、小さな人間をつくっているのかも…親だけでなく、教師にも思い出して欲しい。 そして、もう一点。現在の自分の境遇を幸せだと思い、感謝の気持ちを大切にしないとね。

Posted byブクログ

2013/04/08

いってしまえば道徳の本。って感じでもしないではないが 小説としても十分楽しめた。 寅之助や妙の言葉にはすとんと納得できたし 教育現場の大変さ、子供たちの学校生活の大変さも すっごく分かりやすくて読みやすく、しかも面白い。 うまいなぁ。 弥生先生が史郎の母親に言った言葉には 思わ...

いってしまえば道徳の本。って感じでもしないではないが 小説としても十分楽しめた。 寅之助や妙の言葉にはすとんと納得できたし 教育現場の大変さ、子供たちの学校生活の大変さも すっごく分かりやすくて読みやすく、しかも面白い。 うまいなぁ。 弥生先生が史郎の母親に言った言葉には 思わず号泣してしまった。 たぶん子供を持つ母親ならだれしも心に響くものだと思う。 失敗をたくさんすればいい、失敗を認め 失敗から学んで新しい人生を歩んでいけばいい これは子供だけではなく、大人たちこそ心に刻みつけてほしい言葉だ。

Posted byブクログ

2013/04/07

小学生教師の物語。 設定に無理がありすぎ、人がいろんなところでつながり過ぎ。 学びはあった。 上手に失敗させてあげることが、教育だと。皆誰しも自分の経験からだけしか本当の意味では学べないと俺は思う。 恐れるべきは、名誉をケガされたのに、傷つく事を恐れて立ち上がることができない臆...

小学生教師の物語。 設定に無理がありすぎ、人がいろんなところでつながり過ぎ。 学びはあった。 上手に失敗させてあげることが、教育だと。皆誰しも自分の経験からだけしか本当の意味では学べないと俺は思う。 恐れるべきは、名誉をケガされたのに、傷つく事を恐れて立ち上がることができない臆病者になることだ。89 身体を張ってでも正義を通すべきときに、ケガを恐れ、無関心を装い逃げるような人間になるのは困る。132 大事な時に逃げなかった、見て見ぬふりをしない、強く、やさしく、美しい人間になれ259

Posted byブクログ

2013/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイム・スリップ物かと思わせる展開ながら、よくよく読めば、教育産業に携わる著者らしく、やや道徳講話のような教訓的ストーリー。説明過多な語り口が、小説的な面白さを減じてしまっている感あり。

Posted byブクログ

2013/02/26

学校が舞台となっているのですんなり入り込める。それにしても喜多川作品は一気に読んでしまうほどの魅力があるんだよなー。 失敗を学びに変える。失敗することは決して悪いことではない。周りにいる先生や大人がそうした広い心を持つことができれば子どもはどんどん成長していくんだろうな。 人生の...

学校が舞台となっているのですんなり入り込める。それにしても喜多川作品は一気に読んでしまうほどの魅力があるんだよなー。 失敗を学びに変える。失敗することは決して悪いことではない。周りにいる先生や大人がそうした広い心を持つことができれば子どもはどんどん成長していくんだろうな。 人生の主役は言うまでもなく自分、そして監督も脚本も自分。ならば自分らしい人生を自分で創っていこう。

Posted byブクログ

2013/01/31

喜多川さんの書く話はやっぱり自分にはツボな話ばっかりだ。正直に生きることの大切さに改めて気づく。そういう大人でありたい。

Posted byブクログ

2013/01/30

ほぉー(((o(*゚▽゚*)o))) そうか、なるほどなるほど☆ 少しばかりムリがあったように思うが、心が元気になったわい\(^o^)/

Posted byブクログ