トコトンやさしい光合成の本 の商品レビュー
光合成というと植物のことしかイメージしていなかったけど、人の住める地球の創世記と未来を考えるのに重要な知識だということがよく分かる本。
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植物はなぜ緑色なのか?海苔はなぜ黒なのか?など、素朴な疑問に「なるほど」そういうことなのか?といろんなことが再発見できる光合成の話。それから太陽光だけでなく光ならおよそ何でも良いこともその理由がよく分かる解説書です。
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光合成が不思議だ。水と二酸化炭素と光から炭水化物を作るなんて、よく考えなくても魔法の類だ。一体どうなっているんだろう。でも何冊読んでも、専門用語に幻惑されてなんだかよくわからない。 で、一度最初まで戻ってみようと思って読んでみた。子供っぽいイラストも載っていて、子供向けなんじゃな...
光合成が不思議だ。水と二酸化炭素と光から炭水化物を作るなんて、よく考えなくても魔法の類だ。一体どうなっているんだろう。でも何冊読んでも、専門用語に幻惑されてなんだかよくわからない。 で、一度最初まで戻ってみようと思って読んでみた。子供っぽいイラストも載っていて、子供向けなんじゃないかと思って。 確かにわかりやすい。光合成の発見の歴史や、光合成をめぐるいろいろな議論を整理するにはよい本。で、「一体どうなっているんだろう」についてはやっぱりイマイチわからない。というか、自分で何を知りたいのかよくわからなくなってきた。「光合成が腑に落ちる」というのはどういう状態のことを言うのだろうか? 不思議は不思議として受け入れるべきなんだろうか? でもそれだと負けた気がするのはなぜだろう?
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小学校の理科で習うわりには全然わかっていない植物の光合成のメカニズムから人工光合成まで、本書は多面的に教えてくれる。 特に面白かったのは、地球に与えた光合成のインパクトの絶大さ。光合成がなければ、これだけ酸素の豊富な大気にならなかったことは誰でもわかるが、そこから生命の多細胞化...
小学校の理科で習うわりには全然わかっていない植物の光合成のメカニズムから人工光合成まで、本書は多面的に教えてくれる。 特に面白かったのは、地球に与えた光合成のインパクトの絶大さ。光合成がなければ、これだけ酸素の豊富な大気にならなかったことは誰でもわかるが、そこから生命の多細胞化や人類の鉄利用まで光合成のおかげだと知ると、もはや光合成が神の所業に思えてくる。 わが子が学校の理科で光合成を習う前に読んでおいてよかった!
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