ひろいもの の商品レビュー
意地の悪い人が出てこない小説もたまにはいいのかな。(笑)何かがきっかけで、自らで行動しだすことってやっぱりあると思う。それがどんなに小さなきっかけであれ、結果的によければそれでもいい。大切なのは踏み出すこと。なんだか心がほっこりする小説だった。無趣味、何もやることが見つからないと...
意地の悪い人が出てこない小説もたまにはいいのかな。(笑)何かがきっかけで、自らで行動しだすことってやっぱりあると思う。それがどんなに小さなきっかけであれ、結果的によければそれでもいい。大切なのは踏み出すこと。なんだか心がほっこりする小説だった。無趣味、何もやることが見つからないという人に是非オススメしたい。
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前に読んだ『ひなた弁当』が良かったので、あらすじから似た系列の内容っぽいなと思い購入。あざとさ満点だが、分かっててもぐっとくる。単純な私。
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読了日20130721 六十冊目 拾い物をきっかけに、うまくいかない人生が好転するという短編五編だけど、意外とワンパターンにならず五編ともそれぞれ違って楽しめました。さすが、くすみ書房友の会の特典。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館でたまたま「本日返却された本」のコーナーで目について、何の気なしに借りてみたが、題名通りの思いがけない「ひろいもの」だった。 「セカンドバッグ」「サングラス」「バッヂ」「ハンドグリップ」「ウォッチ」の5篇からなる短編集。各々題名の「ひろいもの」に絡ませて展開する。それぞれの登場人物が、薄く繋がって出てくる。これだけでもわたし好みの構成。その上、主人公たちの描写が平凡ながら読み込ませる。どうしようもない人がふとしたきっかけで、人生をしっかり歩いていく人に変革していく、というのが、共通のテーマかしら。でも決して気負いを前面に出した気負った描き方でなく、ごくごく自然に変身していく、そんなところも趣き深かった。
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生きていると思いもよらぬものが落ちていたり隠れていたりする。不意に見つかることがあるので看過ごしてしまわないようにしよう。
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偶然ひろいものをしたことで、運命が変わっていく5人の男女の物語。 5人とも良い方向へ進んでいくので、読んでいて心が暖かくなった。 それぞれ独立している短篇がどことなく繋がっていく物語だったので、非常に私好みのタイプの本でした。
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