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イワーシェチカと白い鳥 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/02/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イワーシェチカがバーバ・ヤガーに捕まって、逃げ出して白い鳥に助けられながら無事両親のもとへ帰るまでの話。前半は「おおかみと七ひきのこやぎ」と似たパターンで、後半は「おかしのいえ」に似ている。 以前読んだ別の本(伊東一郎「子どもに語るロシアの昔話」)に「テリョーシェチカ」という主人公でよく似た話があった。両親ではなく母親のみの点と、バーバ・ヤガーの娘が昼寝でサボるのではなく少年にかまどに押し込まれて焼かれてしまい、バーバ・ヤガーが気づかずにそれを食べてしまうという点がこの話と異なっている。

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2022/09/08

M・ミトゥーリチ (イラスト), I・カルナウーホワ (その他), 松谷 さやか (翻訳) 最後が「かものむすめ」(ウクライナ)に類似

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2020/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 イワーシェチカが池で魚を釣っていると、母や父に呼ばれて、食事と着替えをする。バーバヤガーが母のふりをしてイワーシェチカを呼ぶが、しゃがれ声でバレてしまう。バーバヤガーは鍛冶屋に優しい声が出るようにしてもらう。優しい声のバーバヤガーがイワーシェチカを呼ぶと、イワーシェチカは騙されてしまい、釣った魚を奪われてイワーシェチカも連れ去られてしまう。 バーバヤガーの家で娘のアリョンカがイワーシェチカをペチカで焼こうとするが、イワーシェチカは逃げてカシの木に登った。バーバヤガーはカシの木をかじってイワーシェチカを捕まえようとするが、歯が折れてしまう。そこで鍛冶屋に鉄の歯を入れてもらった。鉄の歯でカシの木をかじっていると、白い鳥が飛んできて、イワーシェチカは助けてもらった。 イワーシェチカは無事に家に帰り、助けてくれた白い鳥は立派になって飛び立って行った。 【感想】 ロシアの昔話にはよくペチカが出てくる。バーバヤガーに娘がいたのは知らなかった。

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2019/02/07

このお話は、イワーシェチカという子が、魚つりに行くお話です。家に帰る前までのところがおもしろかったです。木の上でこわがっていたイワーシェチカが、家に帰るととても元気になったからです。

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2013/07/10

ロシア昔話。みすぼらしい白鳥が、バーバ・ヤガーから少年を救う。 言葉にリズムがあり、語りを聞いた方が楽しい話のようにも思うが、挿絵も美しく想像の妨げになるものではないし、まあいいのではないかと思う。 でも、こういうお話しって一度絵本で読んだだけではさらーっとなくなってしまいそう。...

ロシア昔話。みすぼらしい白鳥が、バーバ・ヤガーから少年を救う。 言葉にリズムがあり、語りを聞いた方が楽しい話のようにも思うが、挿絵も美しく想像の妨げになるものではないし、まあいいのではないかと思う。 でも、こういうお話しって一度絵本で読んだだけではさらーっとなくなってしまいそう。 昔話は耳で聴いた方がやっぱりよし。

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2013/03/02

ロシアの昔話。 小さな男の子イワーシェチカは、お父さんお母さんにせがんで、ひとりで舟にのり魚釣りへ出かけます。 途中でお父さんとお母さんがかわるがわる様子を見に来ますが、近くにすむ魔女のバーバ・ヤガーがイワーシェチカを狙っていました。 知恵をつかって一度はバーバ・ヤガーの誘いから...

ロシアの昔話。 小さな男の子イワーシェチカは、お父さんお母さんにせがんで、ひとりで舟にのり魚釣りへ出かけます。 途中でお父さんとお母さんがかわるがわる様子を見に来ますが、近くにすむ魔女のバーバ・ヤガーがイワーシェチカを狙っていました。 知恵をつかって一度はバーバ・ヤガーの誘いから逃れたイワーシェチカでしたが、夜になると、ついに捕まってしまいました。 大きなカシの木の上に追い詰められたイワーシェチカのすぐそばを、白い鳥たちが飛んでいきますが…。 ひとりで読んでも、読み聞かせても、楽しい昔話です。

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2013/02/24

むかしあるところに、年をとったお父さんとお母さんと小さなむすこのイワーシェチカがすんでいました。ある日のこと、イワーシェチカは、舟にのって魚つりへでかけました。お母さんとお父さんは、ときどきごちそうをもってイワーシェチカのところへいきました。ところが、三人目にやってきたのは、悪い...

むかしあるところに、年をとったお父さんとお母さんと小さなむすこのイワーシェチカがすんでいました。ある日のこと、イワーシェチカは、舟にのって魚つりへでかけました。お母さんとお父さんは、ときどきごちそうをもってイワーシェチカのところへいきました。ところが、三人目にやってきたのは、悪い魔女のバーバ・ヤガーでした…。 昔話らしいおはなし。ドキドキしながら読んでいくと、さらにピンチがおとずれて、さいごまで気が抜けません。水彩の美しい絵、すっきりした日本語訳、どれをとってもいい昔話絵本ですね。

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