魔法少女かずみ☆マギカ~The innocent malice~(5) の商品レビュー
正体を現した黒幕の前に、次々と散りゆくプレイアデス星団。魔法で閉ざされた箱庭の街に遂に姿を現したインキュベーター・キュゥべぇ、ヒュアデスによる新世界を望む者と戦うかずみ。もう一つの魔法少女物語、終幕。
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表紙見て違和感感じてたけど、かずみはまだ契約してなかったという事実は盲点だった。 ジュゥべえの本当の真実が判明してびっくりした。 ラストシーンはいずれ魔女になることを考えると複雑な感じ。
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知った上で、理解した上で、それぞれの思惑と過去に乗っ取り逆らい、運命や目の前の敵と戦う魔法少女たち。アニメ化してくれないかなあ。
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怒濤の展開から続く最終巻。まどか☆マギカでは、まどかは人から人ならざる者になりました。かずみ☆マギカではかずみは人ならざる者から人になりました。ほむらはまどかを救うために時を繰り返し、プレイアデスはかずみを棄てることを繰り返します。逆転した構造を持っているのかな、と朧気に思ったら後書きで平松さんが「まどかと逆のこと」をやろう!という着想だったと語っていてやはり、と思いました。まどかは魔法少女の希望の守護者になりました。かずみは魔法少女の希望の体現者になったのだと思います。この二つの物語を合わせた時そこにどんな物語が生まれ得るのか、再読しながら考えてみたい、とも思いました。
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