タカマガハラ(2) の商品レビュー

川井十三(著者)

2022/05/26

メインキャラクター3人の能力が拳と刀と銃なのが分かりやすかった。中でも銃の能力『マガタマ（銃は獣のダブルミーニング。銃にならない時はムササビ。キャラクターの肩に乗っている。弾丸は血液で、血液がなくなると貧血になり、弾切れとなる。必殺話は、さまざまな動物たちを銃に変える『百銃の王』』は捻りが効いていた。

他のキャラクラクターの能力で印象的だったのは『文字化（もじばけ）』だ。人を文字に変えて本にすることが出来ていた。人が漢字の塊となった描写が強烈だった。

小ネタで面白かったのは『山田家名物！年功序列式腕立て伏せ！』だ。山田家の長男ムサシの上に兄弟たちが年齢順に乗っていき、その状態で腕立て伏せをしていた。それは兄弟の仲の良さを際立たせることに機能していた。

捻られた能力が魅力的で楽しかったので、あと1巻程度は読んでみたかった。

2013/02/13

　1、2巻を同時購入。同時発行でしたものね。
　残念ながらこれから面白くなりそうなところで打ち切りになってしまいました…。序盤に主人公がマンガ家志望でどうこう…、もたついていたのが敗因かなあ？とも思いますが、でもおかげで実家の兄弟達のキャラが立って、後半の戦闘中に出てくる回想シーンが楽しかったというか…。(強敵との戦いの中、勝利のヒントをくれるのは兄弟とかわした会話だったのです)
　むささび銃かわいいし、コミックス書き足し部分に出てきた幼女もすごくいい感じ。アンケートはがんばって出したのですが、力になれなくてすみませんです…。

2013/02/02

全２巻で終わってしまったのは実にもったいないなぁ
いつになく『王道』の少年バトル漫画だ、と期待していたので
神業のような厨二病的な異能は、未だに精神年齢が低め、と言われる私にはストライクだったんですが、残念です
あと、オマケ漫画が少なかったのも残念かなぁ
当たって砕けろ、とばかりに技術をすっ飛ばして勢いだけで漫画を描く「才能」を持ってる、川井先生みたいな漫画を、週刊少年ジャンプでは今後も大事にして欲しいです