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エデン の商品レビュー

4

250件のお客様レビュー

  1. 5つ

    52

  2. 4つ

    131

  3. 3つ

    45

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2021/02/15

サクリファイスの続編。 舞台はフランス、ロードレースの最高峰、ツール・ド・フランスに挑む日本人選手チカの「絶対的アシスト」というポジション。 個人的に、前作の方が読み応えあったので、ちょっと物足りない感で終わってしまった。

Posted byブクログ

2020/12/19

読み終わり、胸がいっぱいになって、思わず本を抱きしめた。 白石誓がフランスのチームに入ってツールドフランスを戦う物語。 ロードレースの知識がほぼ皆無の私でも、ツールドフランスというレース名は聞いたことがある。 そして、サクリファイス同様、知識がないのに読者が置いていかれない、く...

読み終わり、胸がいっぱいになって、思わず本を抱きしめた。 白石誓がフランスのチームに入ってツールドフランスを戦う物語。 ロードレースの知識がほぼ皆無の私でも、ツールドフランスというレース名は聞いたことがある。 そして、サクリファイス同様、知識がないのに読者が置いていかれない、くどくもなく、不足もない、すばらしい文章。 淡々とレース展開を描いているようで、選手たちのキャラクターや感情も伝わってくる。 後半、誓が、日本人の自分がツールを走れているのは、先人たちから引き継がれた夢がたまたま自分のところで花開いた…と、ニコラと二人で話すシーンでは涙が出た。 若くして注目されてスターになったニコラの背負うべき宿命。彼がそれを背負っていけるのか…私は不安になってしまった。 でも、最後の誓の決断。 また戦いたいって、泣かせるね。 誓は、ニコラが宿命を背負ってまた戻ってくると信じてるんだもの。 ツールドフランスは、フランス人にとっては特別なレース…日本で言うところの、観客の心の位置付けとしては、甲子園みたいなものなのだろうか。 だとすると、フランスでは、ロードレースを題材にした小説もたくさんあるのかな? だとしても、日本のロードレース小説で、このシリーズ以上のシリーズが出てくることは、きっとないんじゃないかと思う。

Posted byブクログ

2020/11/24

チカ、初出場なのにさらりとツール完走してるしラルプデュエズで先頭争いするし、強えっす。近い将来こんなシーンが再現されることを切に願う。

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2020/10/07

知らない世界でした さら~~っと説明されたような ちょっと出し惜しみされたような 続く話を読みたい

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2020/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作サクリファイスに続いて、白石誓(チカ)が最高峰のツール・ド・フランスに挑む。チカがチームに雇われたのは「エース」ではなく「絶対的アシスト役」である。レース直前にチームにもたらされた「来年スポンサー撤退のために今年限りの契約」とのこと。チカはアシスト役として尽力するが、山岳コースで山岳賞を狙う。チカの成長はヨーロッパではよそ者として扱われ続け、そこに順応した結果なのだろう。エース・ミッコを勝たせたい執念、アンチドーピングへの姿勢、アシストに全うする判断力。彼の大和魂に乗せた熱いペダル回転を追っていく。

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2020/08/27

白石誓は日本人で、ツール・ド・フランスに参加していたが、今季限りでスポンサーが撤退‼️スポンサー獲得作戦により、チーム内はバラバラ状態になりながらも、エースをアシストし続ける姿は凄い。最後の方で薬物事件が起きてしまい、残念なレースドなってしまう。次作ではだどうなるのか楽しみですね...

白石誓は日本人で、ツール・ド・フランスに参加していたが、今季限りでスポンサーが撤退‼️スポンサー獲得作戦により、チーム内はバラバラ状態になりながらも、エースをアシストし続ける姿は凄い。最後の方で薬物事件が起きてしまい、残念なレースドなってしまう。次作ではだどうなるのか楽しみですね。

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2020/07/12

前作のあとヨーロッパのチームに移籍したチカ 今作でツールドフランスを走ることになります。 開幕直前に自身の所属するチームのスポンサーが今期で降りるという知らせが入りそこから自らのチームでの役割をエースアシストの立場やライバルチームやドーピング問題が絡むなか葛藤を抱えながら走る姿...

前作のあとヨーロッパのチームに移籍したチカ 今作でツールドフランスを走ることになります。 開幕直前に自身の所属するチームのスポンサーが今期で降りるという知らせが入りそこから自らのチームでの役割をエースアシストの立場やライバルチームやドーピング問題が絡むなか葛藤を抱えながら走る姿が描かれる。 チカは石尾さんと走っていたころと変わっていない、ミッコやニコラとの絡みはよかった。 この先のチカも楽しみ、前作に続きツールドフランス知らない人でも読んで楽しめると思いますよ。 ちなみに世界一過酷なロードレースと言われるツールドフランス、1日あたりの消費カロリーは8000kcal(フルマラソン2500kcal)にもなるそうです、それを3週間にわたって休息日2日のみで走り続けるという超人さん達のレースです。

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2020/05/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

前作のサクリファイスでどはまりして、ようやく手にし、迷わず一気読みでした。 今回も迷わず☆5つですね。 本作はサクリファイスから3年後の世界。 主人公である白石誓は世界最高峰のロードレースであるツール・ド・フランスに挑む。 今回の白石も前作同様にチームエースのアシストとしての戦い。 所属するチームが存続の危機に陥り、チーム内がゴタゴタする中で始まった3週間の頂上決戦。 そこでは新たな友との出会いが描かれ、芽生えた友情から物語のラストにはライバルとしての存在まで引き上がっていく。 男たちの熱き戦いと共に、自転車レースの臨場感は前作に引けを取らず、読み手をレースの世界に誘ってくれた。 違った解釈だと思うが、読みながら得た興奮と感動を味わえた世界こそが本書のタイトルであるエデン(楽園)であった。 説明 内容(「BOOK」データベースより) あれから三年―。白石誓は唯一の日本人選手として世界最高峰の舞台、ツール・ド・フランスに挑む。しかし、スポンサー獲得をめぐる駆け引きで監督と対立。競合チームの若きエースにまつわる黒い噂には動揺を隠せない。そして、友情が新たな惨劇を招く…。目指すゴールは「楽園」なのか?前作『サクリファイス』を上回る興奮と感動、熱い想いが疾走する3000kmの人間ドラマ。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 近藤/史恵 1969(昭和44)年大阪府生れ。’93(平成5)年『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。2008年『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Posted byブクログ

2020/05/02
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舞台は世界最高峰のツール・ド・フランス!名誉と金がうごめく世界に、1つの悪い噂が入り込んで、23日間というレースが進んでいく。自分への利益を求めるのか。チームとしての勝利を目指すのか。ってな感じで、ツールを見たこと無くても、面白く進んでいきますね。でもって、最後の終わり方も好きだな。なんか、ニヤニヤしちゃう。

Posted byブクログ

2020/03/19

サクリファイスの続編 前回の作品の衝撃的なラスト そして、今回もロードレースの過酷さ体のつよさもだけど、メンタルの重要性を思い知らされる内容でした

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