新日本プロレス12人の怪人 の商品レビュー
門馬忠雄による新日本プロレスで活躍した12人のレスラーについて書いた一冊。 『ナンバー』で連載したものを書籍化したもので、特筆すべき内容はないものの、さらっと読めた。
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全日本番の人が描く新日本。個人的な付き合いベースの話。ファンなら知ってると想っていることを真相はわからないなんて話になってたり。不勉強なのか、近すぎて見えないのか(笑)その辺の距離感みたいなのが面白かった。かなり古い時代から棚橋まで描いているので知らないことも沢山あって面白かった...
全日本番の人が描く新日本。個人的な付き合いベースの話。ファンなら知ってると想っていることを真相はわからないなんて話になってたり。不勉強なのか、近すぎて見えないのか(笑)その辺の距離感みたいなのが面白かった。かなり古い時代から棚橋まで描いているので知らないことも沢山あって面白かった。
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概要 新日本プロレスを代表する(と筆者が考える)12人のレスラーに関する、筆者の備忘録。 登場する12人は猪木、小鉄、長州、前田、藤原、初代タイガー、キラーカーン、アンドレ、ジェット・シン、マクガイヤー兄弟、橋本、棚橋。 所見 この12人の中で、お気に入りがいれば読めばいい。 著者の知る限りの事実ベースなのでそれをどこまで信じるかは読者次第。 個人的にはアンドレの章が好き。現役最後の頃は223cm280kg以上ということで、とてもデカい。 紹介されている逸話も、まあありそうな話。トイレの話は、確かにそうで、当然飛行機のトイレなど使えるはずもなく出発前に出し切るという。出発前、コーラックを一箱飲んで出し切るというのは・・・信じるとして、絶対に身体を壊す。
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猪木を主宰とする「新日本プロレス」は時代の流れに上手く乗って成功した団体の一つではないだろうか。元々、別の団体から枝分かれして新日本と全日本に分かれて経緯も。 その中で、新日本プロレスを代表するレスラーを幾つかのエピソードを交えながら、時代を顧みる貴重な一冊。当時、テレビ放映で...
猪木を主宰とする「新日本プロレス」は時代の流れに上手く乗って成功した団体の一つではないだろうか。元々、別の団体から枝分かれして新日本と全日本に分かれて経緯も。 その中で、新日本プロレスを代表するレスラーを幾つかのエピソードを交えながら、時代を顧みる貴重な一冊。当時、テレビ放映でプロレスを見ていた人なら懐かしさを感じるのではないかと感じます。 意外に、知りえない事が書かれていたりして、資料の一つとしても価値があるのではないでしょうか。
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4.20、出先でこの本を読んでたんだが、P47を読んでビビりました。日プロ最期の興行は4月20日、群馬県高崎市吉井だったそーだ。 吉井にいたんですよ!20日!このページを飲食店で読んでたんすよ!因縁感じます!
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私は、昭和プロレスの本はみんな好き。 門馬さんの本は初めてだと思う。どちらかと言うと、小鉄さんはじめ、中に居た人の本が好きで、記者とはいえ、外から見た人の本で新鮮味がないと言えばない。 だけど、当時の興奮は蘇る。 棚橋は、知らん。ハンセンは入れて欲しかったなあ。
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1980年代の金曜日、よる8時。男子小学生は全員テレビ朝日のプロレス中継「ワールドプロレスリング」を観ていた(自分調べ) 本書に登場するプロレスラーたちは絶対的な存在だった。そんな彼らのキャッチフレーズは、こんな感じ。 “燃える闘魂”“人間山脈”“革命戦士”“鬼軍曹”“組長”“七...
1980年代の金曜日、よる8時。男子小学生は全員テレビ朝日のプロレス中継「ワールドプロレスリング」を観ていた(自分調べ) 本書に登場するプロレスラーたちは絶対的な存在だった。そんな彼らのキャッチフレーズは、こんな感じ。 “燃える闘魂”“人間山脈”“革命戦士”“鬼軍曹”“組長”“七色のスープレックスを持つ男”“インドの狂虎”“世界の荒鷲”“アラビアの怪人”“黒い呪術師”などなど。とにかく強そうだ。やたら怖そうだ。こんなあだ名の知り合いは周りにはまずいない。いたら、知り合いをやめたい。 今から30年前、もちろんインターネットなどない時代。 放送中に次シリーズの開催地が告知されるのが唯一無二な情報源。 食い入るように眺めるテレビ画面に「○月○日 広島県立体育館」とあろうものなら狂喜乱舞。 親に頼み込んで条件闘争の末になんとか観に行かせてもらったものだ。 そうそう、近所にあった広場で屋外での興行もあったのを思い出した。 こっそり近づき、リングの表面をなでなでしたことを鮮明に憶えている。 そういえば“人間ぎらい”という悲哀にみちみちたレスラーがいた。 たしか外国人だったと思う。 自分につけられたあだ名がまるで強そうでないことを知ってたのだろうか。
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小学生の頃から猪木ファンで、新日ファンで、特に藤波やタイガーマスクが登場した頃は、毎週の放送が楽しみでならなかった。そんな思い出を持つ私には、なんとも懐かしく、ワクワクさせてくれる一冊でした。 猪木、小鉄、長州、前田、藤原、タイガー、カーン、アンドレ、シン、マクガイヤー、橋本。...
小学生の頃から猪木ファンで、新日ファンで、特に藤波やタイガーマスクが登場した頃は、毎週の放送が楽しみでならなかった。そんな思い出を持つ私には、なんとも懐かしく、ワクワクさせてくれる一冊でした。 猪木、小鉄、長州、前田、藤原、タイガー、カーン、アンドレ、シン、マクガイヤー、橋本。ここまではリアルタイムで思い出が蘇ってくる。最後の棚橋のファイトは見たことがないけど。 12人を比べてみると、やっぱり猪木さんの破天荒で壮大なワガママさが際立ちますな。まさにプロレスの妖怪ですね。あとは、キラーカーンこと小沢さんの、その大型ファイトとは異なる優しさにちょっと惚れ直しました。同じ越後人だけに。 DVDで当時の試合とか観たくなったな。
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文春新書から門馬さんのプロレス本が出てくるとはビックリ。 マニア的には、驚く内容はそれほどないが、当時の純粋なプロレスファンの気持ちで読む姿勢を思い出させてくれたことはよい。 山本小鉄の鬼指導の箇所、新人選手に画一的に根性第一の鬼指導がはたして良かったのかどうか、という指摘は...
文春新書から門馬さんのプロレス本が出てくるとはビックリ。 マニア的には、驚く内容はそれほどないが、当時の純粋なプロレスファンの気持ちで読む姿勢を思い出させてくれたことはよい。 山本小鉄の鬼指導の箇所、新人選手に画一的に根性第一の鬼指導がはたして良かったのかどうか、という指摘は面白い。 本書でも書かれているように、柔軟性のある指導がなければ田上のような選手は出てこなかっただろう。全日はそこが出来ていた。 新日にも、消えていったすばらしい逸材が本当はたくさんいたのでしょうね。。 キラーカーンのメキシコ時代の名前が、テムヒン・エル・モンゴル。
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