サムスンだけが知っている。 の商品レビュー
vol.186 年間売上げ11兆円!社員研修の課題は「カエルを3匹捕まえろ」? http://www.shirayu.com/letter/2012/000374.html
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もう少し面白い内容だと期待していた。 イ・ゴンヒの立派なのは分かったけど、サムスンに入りたいという気持ちにはならなかった。どうだぁ立派な会社でしょう??的なサムスン教の人が書いた感じで、私にはサムスンの魅力については伝わらなかった。 納得できるような具体的な事例が欲しかった。...
もう少し面白い内容だと期待していた。 イ・ゴンヒの立派なのは分かったけど、サムスンに入りたいという気持ちにはならなかった。どうだぁ立派な会社でしょう??的なサムスン教の人が書いた感じで、私にはサムスンの魅力については伝わらなかった。 納得できるような具体的な事例が欲しかった。「優秀な人材を集めている」などの抽象的な表現でなく、サムスンではこの「優秀」をどう判断するのか、総合的な能力をどう見抜くのか、サムソンならではの手法などが書いてあるのかと期待していたので残念。 よくある「大企業の立派な考え方」でした〜。
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チェック項目13箇所。「ゴルフでは、ドライバーが180ヤードしか飛ばなくともコーチからレッスンを受ければその飛距離を200ヤードに伸ばすことはできる。220ヤードに伸ばすことも可能だろう。250ヤード以上のショットを飛ばすためには、グリップやスタンスなど、すべてを変えなければならない」、これはすなわち、超一流になるためには些細なことからすべて変わらなければならないというイ・ゴンヒ流のメッセージでもある、超一流でナンバーワンになるためなら変化を恐れず断行せよという、イ・ゴンヒ特有の勝負欲とも言えるだろう。「地域利己主義、学校利己主義、事業部利己主義は組織の競争力を落とす」、1994年からは採用基準に学歴制限もなくしている、それも、「人材の良し悪しは学歴にあるのではなく、個々が持っている潜在能力にある。学歴に関係なく採用し、能力を発揮したときには評価しなさい」。「不正はガンであり、伝染病だ。不正が存在する会社は滅びることになる」、サムスンでは不正取引や収賄などを厳しく取り締まっている、賄賂授受などの不正が発覚した場合には、即刻その立場を失うことになる、例外はない、不正を犯した者への救命活動すらも禁止されるのだ。サムスンは「創造的知識人は、正しい行動を実践しながら得た教訓を、整理できる人材だ」とも示唆しており、実践しながら経営成果を創出できる人材だとしている。T字型人材は、犠牲、挑戦、奉仕精神を兼備し、技術と実力をベースにしながら組織と調和し、チームプレーもできることでさまざまな相乗効果を生み出すことができる貴重な人材なのだ、T字型人材は立体的な思考、全体をくまなく見つめる洞察力を備え、どんな業務であってもI字型人材よりも経営成果が高い。「サムスンは人材教育の多くを日本から学んだ」、「人を作ろうとするサムスンの熱意は、日本企業以上のものがある」。「はるか昔、かつては1人の王様のために10万人が仕えたが、現在は1人の天才が会社を変え、技術を変え、文化と社会を変えてしまう時代なのだ」、サムスンが真のグローバルリーディングカンパニーになるためにも、各分野で優秀な人材を確保することが経営成果を上げるための必須事項だと強調したのだ。イ・ゴンヒが考えるコア人材……①会社の新産業をリードする人材、②固定観念を壊して革新的なアイディアを示し、それを推進できる能力がある人材であること。「人間こそサムスンである」という言葉が長らく韓国でも定説化されてきたように、サムスンはその創業時から「企業はすなわち人である」という精神のもとで、「人材第一主義」を掲げてきた。「無駄なことなんてない。むしろ有益さ。日本を知り、日本がどう変化しているかを知れば、これから僕たちが進むべき道を見つけ出すことができるのだから」。「サムスンは一流でも二流でもない。ただ1.5流なだけだ。これに対して韓国の行政は三流であり、政治は四流だ」。国内での一流は、ただの一流に過ぎない、世界で一流になるには超一流になる以外に方法はない、1.5流から抜け出し、超一流になるためには、まだまだやるべっきことがあるはずだ。
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サムスンの快進撃は人材マネジメントにあるということに創業者イ・ビョンチョルと現会長イ・ゴンヒの政策を切り口として語られる。実際は日本の技術者やヨーロッパのデザイナーをヘッドハンティングして有能な人材を集めているだろうが、そのことについては触れられていない。本書は基本的に「優秀な人...
サムスンの快進撃は人材マネジメントにあるということに創業者イ・ビョンチョルと現会長イ・ゴンヒの政策を切り口として語られる。実際は日本の技術者やヨーロッパのデザイナーをヘッドハンティングして有能な人材を集めているだろうが、そのことについては触れられていない。本書は基本的に「優秀な人材育成には余念が無い」という内容であり、他のことについてあまり得られることはなかった。サムスンという名前はここ1、2年で日本でよく耳にするようになった。要するにまだ発展途上であり、今後の更なる飛躍に期待したい。
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