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中国人は日本人を本当はどう見ているのか? の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2015/11/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

似たようなテーマの本を複数読んでいるが、軽い時間つぶし程度の気持ちで手に取った。前半は、他の類似本をあまり差異はないのだが、著者自身が長く、深く、中国の庶民と接点を持っている模様で、他の類似本と比べて考察も深く、分析も興味深い。 日本を直接知らない民衆が起こす反日的行動は、反政府の延長として起こっている等々、非常に興味深い。 北京に移住したので再読: 庶民の反日感情の出所の一つとして、日本政府が中国政府ばかりを相手にする事というのが興味深い。ODAに関しても同じように捉えている中国人の例があり、見方の一つとしては理解できなくもない。個人ベースでの親日・知日派に対して日本政府の目が届いていないというのも非常にうなづける話だと感じた。

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2013/12/21

中国人は日本についてよく知らない。反日デモの原動力は、中国政府への不満、日本が中国政府とともに民衆を虐めているという考えから、と。 例えがずれるかもしれないけど、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」なわけで、徹底的に相手について調べることって大事だよなぁ・・・と思った。

Posted byブクログ

2013/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者が実際に中国の農村地区などで現地人との交流から見えてくる彼らの日本人像というのが見て取れる一冊。北京や上海などの大都市に住む人たちとは異なる点は非常に興味をそそる。

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2012/12/21

面白い本だった。 今の中国を語る上で、中国共産党や軍事力、経済格差に焦点を当てる本が多い中で農村部を中心に活動していたルポに近い本だ。 中国の農村部では、日本人を見たことがない人が大多数らしく、更にテレビなどで見る日本人は日本軍を扱ったドラマであり、その中での日本人の暴虐...

面白い本だった。 今の中国を語る上で、中国共産党や軍事力、経済格差に焦点を当てる本が多い中で農村部を中心に活動していたルポに近い本だ。 中国の農村部では、日本人を見たことがない人が大多数らしく、更にテレビなどで見る日本人は日本軍を扱ったドラマであり、その中での日本人の暴虐ぶりから恐れられているとも書かれていた。 やはり、中国の懐は非常に広く一部の中国しか報じられていないということを痛感させられると共に、これからの中国を占う上で農村部がどのような役割を果たすのか。 具体的には、農村部の貧困が一定水準で留まるのか。それとも、情報化の波に飲まれ、自らも中間層になろうとするのか。 日本の農村部に車があり、上下水道電気が通っており大型スーパーがある事を驚いているという記述が一番衝撃的であった。 中国の農村部では、もちろん電気も通っていない所も多く、上下水道なんて夢のまた夢であり、車を所有することは叶わぬ夢であるからだ。 ぜひ、お読みになって頂きたいと思う。

Posted byブクログ

2012/12/18

数時間で読み終える。中国に興味があれば読んでみるのも悪くない。期待した内容と違った。「どう見ているか」とあるが日本のことを知らない中国人ばかりが出てくる。中国人が日本人のことをどう見てるかなんてこの本を読んだところでわからない。

Posted byブクログ