解錠師 の商品レビュー
読むのが苦痛だった。 作者が何を伝えたいのかも理解できず、ハラハラドキドキするような場面もなく、一体この本の何がミステリーなのか分からなかった。
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過去のある事件をきっかけに口がきけなくなった少年が、なぜ金庫破りになり、刑務所に入ることになったのか、、、。みたいな。 ストーリーは刑務所の中からの、主人公マイクルの独白で始まる。 2つの時間軸が1章ごとに交互に語られる構成で、1つはマイクルが金庫破りになるまで、もう1つは金...
過去のある事件をきっかけに口がきけなくなった少年が、なぜ金庫破りになり、刑務所に入ることになったのか、、、。みたいな。 ストーリーは刑務所の中からの、主人公マイクルの独白で始まる。 2つの時間軸が1章ごとに交互に語られる構成で、1つはマイクルが金庫破りになるまで、もう1つは金庫破りになってからのマイクルの物語。 ~マイクル金庫破りになる~編では、マイクルと鍵の出会い、学校生活、淡い恋、などがメインの話で、これまたある事件をきっかけに怖い人たちに目をつけられてしまうわけです。 ~金庫破りマイクル~編では、プロの金庫破りとしてのマイクルの働きっぷりがメインの割とスリリングな話。 翻訳がアレだったのか原文がアレだったのか、かなり読みづらい文章だったけれど、ある出来事がきっかけで事件に巻き込まれ、それがきっかけでまた事件に巻き込まれ、、、っていう逆芋づる式の構成?ってのは、よくよく考えてみれば見事だったかも、と思いました。 伊坂さんの「陽気なギャング~」同様、犯罪者をカッコ良いと思うのはどうかと思うけど、金庫を開けてるマイクルはクールだったし、悪いことをしたいとか、お金を盗みたいとかそういうことは関係なしに、オレも鍵を開けてぇって思いました。
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2013年このミステリーがすごい! 海外部門1位。 幼いころに起こった事件により、ものを言わなくなった マイクが アメリアと恋におち、彼女を守るために 錠破り師へと なっていく過程を 過去に遡る物語と並行させながら 丹念に描いている。 最後の 将来への希望を抱かせるよ...
2013年このミステリーがすごい! 海外部門1位。 幼いころに起こった事件により、ものを言わなくなった マイクが アメリアと恋におち、彼女を守るために 錠破り師へと なっていく過程を 過去に遡る物語と並行させながら 丹念に描いている。 最後の 将来への希望を抱かせるような 終わり方もよい。
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ある事が原因で話すことが出来なくなった解錠師(金庫破り)の少年の物語です。 解錠師になったいきさつと解錠師の仕事の場面が交互に展開されていきます。 海外文学は読みにくいなと思っていましたが、一気に読んでしまいました!とても読みやすいのでオススメです^_^
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オビの「このミス」「文春ミステリ」第一位!! の文字が目に痛い、どの書店でも平積ガンガンの今作。 以前に比べたら翻訳本を読めるようになったとは言え 基本的に未だに苦手意識のある自分でも、かなり スムーズに読める。登場人物が無駄に多くないし、 名前が覚え易いのが良かったのかも。コレ...
オビの「このミス」「文春ミステリ」第一位!! の文字が目に痛い、どの書店でも平積ガンガンの今作。 以前に比べたら翻訳本を読めるようになったとは言え 基本的に未だに苦手意識のある自分でも、かなり スムーズに読める。登場人物が無駄に多くないし、 名前が覚え易いのが良かったのかも。コレはいい。 8歳の頃にある事件からその「声」失った主人公マイクル。 孤独と運命を抱えた彼が高校生となり、健常者として 学校に通う事で大きく人生が傾いていく。声を失った彼は 手先を使い、「絵を描く」という事と「錠前」に興味を 持ちのめり込んでいく事。それをきっかけに更に大きく 人生を揺さぶる事になり、プロの犯罪者「解錠師」として 関わっていく事になる...。 というクライムノベル視点でいう粗筋は様々なところで 書かれていますが、むしろその事をストーリー展開させた 一人の少年の成長記であり、さらにはマイクルとその恋人 「アメリア」という少女との、恋愛小説でもある。むしろ 読後の感想としてはそちらの印象の方が強いです。余りにも 瞬間的に燃え上がった少年少女の恋が、時間や大きな出来事を 抱えながらも本物の愛に育っていく様が...青臭く、恥ずかしいけど なんだか胸を打ちます。「声」が介在しない2人だけの方法に よる会話が...ステキ。これ...やっぱ青春小説...だよねw?
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純粋に楽しめた。確かにスピードが早い感じ。特に後半。 あと、マイクルとアメリアの絵を通じてのやり取りが秀逸で感動した。 あとはやはり、生きていくには特定の才能を磨くことが必要なのかな。主人公は2つの才能が有ることで様々人達との交流を深めた。確かに良くない人達がよって来たけど、、、...
純粋に楽しめた。確かにスピードが早い感じ。特に後半。 あと、マイクルとアメリアの絵を通じてのやり取りが秀逸で感動した。 あとはやはり、生きていくには特定の才能を磨くことが必要なのかな。主人公は2つの才能が有ることで様々人達との交流を深めた。確かに良くない人達がよって来たけど、、、 ある種、お金持ちと似た境遇にあるのかも。当然、お金持ちにはそのお金を狙って様々な人達が集まってくる。才能についても、その才能を狙って様々な人達が集まってくるのかな。それはそれで良いような気がするけど。
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いかにもアメリカン・エンターテインメント。 最初から映画化か何かを想定に入れていたのではないかと思うような世界構築。 一気読みをさせる小説ではあるが、各章ごとに時制がいったりきたりするカットバックは果たして必要だったのか、プラスの効果よりも読み難さの方が先に立ってしまったような気...
いかにもアメリカン・エンターテインメント。 最初から映画化か何かを想定に入れていたのではないかと思うような世界構築。 一気読みをさせる小説ではあるが、各章ごとに時制がいったりきたりするカットバックは果たして必要だったのか、プラスの効果よりも読み難さの方が先に立ってしまったような気がしないでもない。
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海外のミステリー大賞を獲ったとあるが、ミステリーとは言い難い。クライムノベルに、純愛を足した感じ。錠前破りとして育てられた主人公に、リアリティがなく、もっとストーリーに起伏が欲しかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
このミス、週刊文春第1位ということで読んでみた。 主人公が錠を開ける天才とのことだが、その開ける描写はピンとこない。 金庫破りの場面も全然ドキドキしない。 恋人アメリアと恋に落ちる理由がわからない。 解錠師としての日々とそれまでの日々が交互に描かれると開設に書いてあったが、そうだったのかと後から気づいた。 幼い頃のアリkとが原因で、喋れなくなり、その真相が明かされるとの解説だったが、それも読み取れず。 主人公と恋人との青春物語という評もあったが、ドキドキ感なし。
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