レスポンシブル・カンパニー の商品レビュー
CSRってこういうことだよ、と教えてくれる本。 いまはSDGsという単語の方が流行りだと思うけれども、この本が出版された当時叫ばれていたのはCSRという単語なので、あえてCSRと言ってみる。
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透明性。 最初から取り組んでたわけでなく、 徐々にやってきてるんだなー。強い意志を感じる。 ウォルマートが、叩かれてからちゃんと取り組んで 売り上げが上がってるというの興味深い。
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vol.213 4Rの順番を間違えるな!40年かけて学んだ企業の責任とは? http://www.shirayu.com/letter/2013/000431.html
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ビジネスを行う上で、責任を持つということはとても潔い姿勢だし、だからこそ人に必要とされる企業であり続けられるのだろう。その為に何ができるか具体的な示唆に富む。完全にフレックスなのが一番いいなと思う。人も生き物、仕事を自らのリズムを見極めながら行えるのは、理想ですね。
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環境問題ではおなじみの企業パタゴニアが、40年かけて学んだ企業の責任とはいかなるものか。また、それはどのような試行錯誤の末、形作られてきたのかを、創業者であるイヴォン・シュイナードが、甥のヴィンセント・スタンリーとの共著でまとめたもの。 今日では当たり前と思えることを他社に先駆け...
環境問題ではおなじみの企業パタゴニアが、40年かけて学んだ企業の責任とはいかなるものか。また、それはどのような試行錯誤の末、形作られてきたのかを、創業者であるイヴォン・シュイナードが、甥のヴィンセント・スタンリーとの共著でまとめたもの。 今日では当たり前と思えることを他社に先駆けて実践してきたのはなぜか。また、社会や環境に対する責任を全うしようと一歩を踏み出すと、どのようにして次の一歩につながっていくかなどを紹介している。 巻末付録として、企業が社会や環境に対する責任を果たすためのチェックリストが、24ページにわたって掲載されている。
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じっとしているのが嫌いで頭がよく、因習にとらわれない型破りな人間がパタゴニアに引き付けられた。 この世界で何を増やしたい、何を減らしたい、かを考える。
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前著の「社員をサーフィンに行かせよう」から、 パタゴニアの理念と環境に対する取り組みをピックアップし、 それにもう少し汎用性をプラスアルファした感じの内容。 もちろん本書で改めて述べられている部分もあるが、 前著を持っているなら買うよりも借りる方が良いかなと。 (巻末のチェック...
前著の「社員をサーフィンに行かせよう」から、 パタゴニアの理念と環境に対する取り組みをピックアップし、 それにもう少し汎用性をプラスアルファした感じの内容。 もちろん本書で改めて述べられている部分もあるが、 前著を持っているなら買うよりも借りる方が良いかなと。 (巻末のチェックリストもWebで公開されているしなぁ) パタゴニアそのものにも興味が沸いたら、 前著の方も是非お薦め。
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パタゴニアの創業者であり現在もCEOをつとめているイヴォン・シュイナードの共著。社会や環境に対する責任を果たすことが結果としてビジネスにもメリットをもたらすという、一見背反する事柄をどう実現するかについての具体的な手法が解説されている。巻末のチェックリストは環境保護に関心ある団体...
パタゴニアの創業者であり現在もCEOをつとめているイヴォン・シュイナードの共著。社会や環境に対する責任を果たすことが結果としてビジネスにもメリットをもたらすという、一見背反する事柄をどう実現するかについての具体的な手法が解説されている。巻末のチェックリストは環境保護に関心ある団体には役に立つ資料になりそう。 「一歩進むことが、次の一歩を可能にする」「人間とネズミの遺伝子は1%しか違わない。パタゴニアと他の企業も、ほとんど違わないはずだ」「製品が環境に与える負荷の90%はデザイン段階で決まる」「責任ある会社の利害関係者とは、株主、社員、顧客、そして地域社会と自然である」「仕事に意義が生まれるのは、したいと思うことをするからであり、その仕事が正しいことであるからだ。世界に報いることができる」「製品を作っている人々が安全な環境で適正な報酬をもらっているかについて関心を持つ消費者が増えている。」
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
時代は大量消費社会からポスト消費社会へ。地球は史上6番目に迎える絶滅の危機、企業は地球と向き合い責任ある活動が求められる。これに気づく進む企業は、自然に与える負荷を考慮して経営を考えるべきと説いている。
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アウトドアブランドとして独自のポジションを確立している、パタゴニア。 その経営方針や社内運営がユニークであることを漏れ聞いていたので、興味を持っていました。 最近、そのパタゴニアの創業者による著書が話題になっていたので、読んでみることにしました。 テーマは「企業の責任」。 まず、...
アウトドアブランドとして独自のポジションを確立している、パタゴニア。 その経営方針や社内運営がユニークであることを漏れ聞いていたので、興味を持っていました。 最近、そのパタゴニアの創業者による著書が話題になっていたので、読んでみることにしました。 テーマは「企業の責任」。 まず、人間が経済活動を続けていくことの限界、自然界の生物が置かれている危機的状況を説明しています。 その上で、「責任ある企業」の利害関係者として、株主、社員、顧客に加え、地域社会、自然を挙げています。 そして企業として、企業の一員として取り組むべき「有意義な仕事」とは何かを、パタゴニアの具体事例を挙げて考察し、利害関係者に対する経営責任とはどのようなことか、と展開していきます。 最後には、これら一連の企業活動を行っていく上での、「透明性」の大切さを強調した上で、終章で総括する、という構成になっています。 前半の、経済活動の限界については、企業で働いていても生活をしていても感じていることだったので、頭の中を整理してもらえたように感じました。 そして多くの企業が、「出来ることならやりたいが、今はそこまで出来ない」と足踏みしている取り組みについて、「限界がある」と認識した上で真摯に取り組んでいる、パタゴニアという企業の姿勢には、学ぶべきことがたくさんあるなと、感じました。 巻末には、責任ある企業として取り組むべき項目のチェックリストもついており、自分が属する企業の、現状レベルを確認することもできるようになっています。 本編は200ページほどで気軽さを感じる装丁ですが、21世紀を生き抜こうという企業については、参考になることがぎっしりつまった、一冊だなと感じました。
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