短歌行 の商品レビュー
台湾南部のある一族の数世代にわたった歴史物語。副題に台湾百年物語とあるが、もっと長い年月について書かれているようにかんじる。その時々で主人公が変わり、時勢に流されながらも生きる市井の人々が描かれている。大河ドラマを観ているような気持ちで読み進めた。読み進めることに気持ちがいってし...
台湾南部のある一族の数世代にわたった歴史物語。副題に台湾百年物語とあるが、もっと長い年月について書かれているようにかんじる。その時々で主人公が変わり、時勢に流されながらも生きる市井の人々が描かれている。大河ドラマを観ているような気持ちで読み進めた。読み進めることに気持ちがいってしまい、味わえなかった。2度めはもっと余裕をもって味わいたい。 亡くなる人に「往きなさい」という文化があると台湾文化センターの講座で天野先生がおっしゃっていたが、この本の中にもそのような場面が3回(?)出てきて印象深かった。 (台湾文化センター講座 田村志津枝さんの回の課題図書) (201511)
Posted by
- 1