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きままな娘 わがままな母 の商品レビュー

3.6

20件のお客様レビュー

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2021/01/23

「オフィスはうちに、と母誘う」「なぜ別れるの、と母が泣く」「お墓を買おう、と母はしゃぐ」「孫がほしい、と母の目輝く」「ざまをみろ、と母笑う」「「理想の嫁」に母よろめく」 全6話で構成された家族小説。 どのエピソードも身近に起こりそうな事柄で面白く読めました。 娘・沙良(3...

「オフィスはうちに、と母誘う」「なぜ別れるの、と母が泣く」「お墓を買おう、と母はしゃぐ」「孫がほしい、と母の目輝く」「ざまをみろ、と母笑う」「「理想の嫁」に母よろめく」 全6話で構成された家族小説。 どのエピソードも身近に起こりそうな事柄で面白く読めました。 娘・沙良(37歳・独身・インテリアコーディネーター) 母・駒子(62歳・未亡人・パート勤務)七年前に亡くなった父、家を離れて一人暮らししている弟、それぞれの人物描写が丁寧で脳内映像がくっきりと浮かび上がりました。 ほのぼのとした作品です。

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2018/01/08

2014.5/13 ... 帯がいけないよ。「家族小説第一位!」とか掲げられてたら期待しちゃうもん;^_^A下手をすると泥沼の母娘関係になりそうなところ、藤堂さんが描くとあっさりまったり♪単行本の装丁画そのものな物語でした(^_^)

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2017/02/15

不思議なお母さんだけど、なんとなく共感できる箇所もあり、すぐに読んでしまった。 親の子供に対する想いだったり、変に嫉妬してしまったりするところ、ずっと一緒だから冷たくしてしまったりするところ。 読み終えて親を大切にしなきゃな、と思った。

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2016/08/07

最初は読むのがキツかった。読み進むにつれてそれが多少とも緩んだのは、娘の方が精神的に追い詰められることなく、鷹揚に構えていたからだろう。 私には言えない。「結局のところ、母が好きなのだ」とは。

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2015/12/11

題名に「我が家だ」と惹かれた 気楽なようでいて厄介な関係 母と娘 愛情と女のいやらしさがたっぷり 面白く読みました 穏やかに終わってよかった ≪ 母と娘は 厄介なのよ 似てるから ≫

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2015/08/12

私の母は、私のすることにまったく干渉せず、「したいようにしたらいい」というスタンスだったので、この駒子と沙良のような母娘関係はちょっとよくわからないのだけど、鬱陶しいようなうらやましいような。 なんでも話せる母親だと、自分がずっと独身だったら仲良く過ごせて楽しいかも。 駒子の「...

私の母は、私のすることにまったく干渉せず、「したいようにしたらいい」というスタンスだったので、この駒子と沙良のような母娘関係はちょっとよくわからないのだけど、鬱陶しいようなうらやましいような。 なんでも話せる母親だと、自分がずっと独身だったら仲良く過ごせて楽しいかも。 駒子の「娘を持つ親の究極の本心」っての、なんかわかるなぁ。 要は「他人」がいないのが一番楽で楽しいよね。 最初の頃はうわーと思った駒子も、なかなかいいとこあるじゃんと思ったり、でもやっぱりイライラする存在だったり。 これこそ「家族」だなあ。

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2015/01/30

久しぶりに藤堂志津子さんの本を読んだけど、面白かった。楽しめました。 思ってたより、わがままな母じゃないじゃん…と感じるというのは、一体良いのか悪いのか。

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2015/01/14

文体とか嫌いじゃないのになかなか読み進められなかったのは、作中のわがままな母が自分の母親と重なるところがあってイライラしてしまったから。加えて、そんな母を甘やかすかのごとく、押し切られてしまう主人公にもイライラ。うーん。本当は爽やかな読後感のはずなんだろうけど、もっと強烈な母親が...

文体とか嫌いじゃないのになかなか読み進められなかったのは、作中のわがままな母が自分の母親と重なるところがあってイライラしてしまったから。加えて、そんな母を甘やかすかのごとく、押し切られてしまう主人公にもイライラ。うーん。本当は爽やかな読後感のはずなんだろうけど、もっと強烈な母親が身近に存在する身としてはそう能天気には終われなかった(´・_・`)

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2014/11/24

母と娘の二人暮らし。 娘が独立すると言えば、自宅を改装して事務所を造り。恋をすればそれを知りたがる。 煩わしいと思いながらも頼ってしまう娘と時に辛く娘に当たる母。それでも上手くいっている。 そこに息子の嫁も加わり展開される様は、なかなか面白かった。 2014.11.24

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2014/09/30

母と娘。同性で人生の先輩でもある母。娘には娘の世代の主張もあり、時には反発し合う関係。 母娘と言えど別の人間で許し難い部分も多少はあり、相手を疎ましく感じることもしばしば。 しかし弟の嫁については姑小姑で値踏みするなど息はさすが、ぴったりだ。 男運に恵まれない姉に似ず、理想的...

母と娘。同性で人生の先輩でもある母。娘には娘の世代の主張もあり、時には反発し合う関係。 母娘と言えど別の人間で許し難い部分も多少はあり、相手を疎ましく感じることもしばしば。 しかし弟の嫁については姑小姑で値踏みするなど息はさすが、ぴったりだ。 男運に恵まれない姉に似ず、理想的な嫁を得た一郎くんに焦点を合わせて続編を書いて欲しい。

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