すべての愛について の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
各雑誌中で企画された浅田次郎と作家、俳優の対談をあつめたもの。対談でその人たちの価値観が出るし、中には生い立ちなどプライベートに関わるところまで述べているから面白い。
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ただ、人間というのは便利なもので、いい経験は覚えているけれども、辛い経験はどんどん忘れていく。 人は与えられた宿命を受け入れなければならないんです。これは生きている人でも同じことで、試練に遭ったときに、状況を変えようとしても奇跡は起こらない。だから状況を変えて自分が救われたいと望...
ただ、人間というのは便利なもので、いい経験は覚えているけれども、辛い経験はどんどん忘れていく。 人は与えられた宿命を受け入れなければならないんです。これは生きている人でも同じことで、試練に遭ったときに、状況を変えようとしても奇跡は起こらない。だから状況を変えて自分が救われたいと望むのは愚かなことなんですよ。救われる方法があるとしたら、それは発想の転換。試練は試練として受け止め、自分の中で試練との向き合い方を考え直すしかないんです。 生きている限りは希望があるんですから。
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対談集というのが珍しく、いつもと違った読後感でしたね。作家さんだけでなく、俳優さんとかとの話もあって面白かったです。
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好きな作家の舞台裏、を垣間見ることができるのは興味深いです。この対談集は、元の掲載誌がばらばらなので、対談のお相手やテーマがバラエティに富んでいて、尚更楽しめました。
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浅田センセエと、作家をはじめとするいろんな人々との対談集。 テーマも内容もバラバラ。 ホスト役も、相手だったり御自身だったり。 だもんで、変化があって退屈せず読めました。
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