ライ麦をたべたろばのロバート の商品レビュー
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ロバのロバートには毎日こうたろうさんがくれるご飯と、置いてあるあずきやライ麦のちがいがわかりません。 食べてしまったロバートはこうたろうさんをとても怒らせてしまい逃げてゆきます。 山では、きつねがこうたろうさんちのにわとりを食べる相談をしていました! ロバートは大急ぎでこうたろうさんに知らせにゆきます。 海外のお話のようなテイストです。 林原さんのお話はいつも、言葉がやわらかくて優しいです。 新しい作品でも、私たちが昔から親しんできた童話の香りがして安心します。 この作品は、よしあしがわからない子どもが怒られて「え、なんで!?」と戸惑う気持ちをなぞらえています。 そうそう!って思う子どもたちも多そうです。 というわけで、大人の人も読んでみるといいんじゃないかなあ。
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ロバのロバートはこうたろうさんの農場に住んでいます。今日もこうたろうさんに怒られました。タネにする大切なライ麦を食べてしまったからです。その前にも、きれいに分けた小豆を食べたり、売り物のお米をばらしてしまったり、ゴミを散らかして遊んだり、・・・悪いことなんて知らなかったのですが、こうたろうさんは怒ります。 本当は大好きなこうたろうさん。でも、ロバートは悪い子なので、農場を出て行くことにしました。 農場の動物たちにお別れの挨拶をすると、ロバートは夜の森へ・・・。 そこで、キツネたちが、こうたろうさんの鶏を狙っていることを知ります。 ロバートは一目さんに農場にもどり、鶏たちのピンチを救います。 こうたろうさんは、もどってきたロバートを喜んで迎え入れ、ロバートはまた、平和にこうたろうさんののうじょうで暮らすのでした。 こうたろうさんも、ロバートのちかくには、大切な食べ物を置いたりしないようになりました。
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