「心の名医」モタさんの、一生の宝になる7つの習慣 の商品レビュー

斎藤茂太【著】

2020/09/14

しげたさんの本は、そこに流れる雰囲気がほのぼのしていて美しいと思う。

かれこれ10年ほどこの本を持っている。
本を開くと、いつでも暖かく受け入れてくれる、そんな気になる。

この本は、大人になって抱え込みすぎていろんな荷を下ろして、少々子どものように、ふっと力を抜いて生きよう、固定観念を外してみよう、といった東洋的思想の本だ

難しく考えすぎない
自分から好きになろう
ちょっと面倒な仕事こそ、元気の源
夢は大きくではなく小さくもとう
今やるべき事はさっさとやろう
人を見たらいい人と思え
自分のせいにしない、人のせいにもしない
誰のせいでもない事は実際にある

全体を通じて、「雨の日の良さ」に気づかせてくれる、雨の日の過ごし方を教えてくれる本。

2016/03/07

ストレス溜まってる人向けの精神安定剤的な読み物です。
大雑把にまとめると、「悪いもの」は全部「良いもの」にしてしまおうという話です。
そうすることで、ストレスから開放されますよという感じで。
マイナスの思考は、見る方向を変えてプラスの方向へ。
怒られたら、ムカつくではなく、怒ってくれてありがとう。
意見がぶつかりそうなら、自分の意見を引き下げて、相手の意見に納得。
合わないなという人には無理に合わせない。
あくせくしないでのんびりと怠けよう。などなど
…全部出来たら、ある意味聖人じゃないかとは思うんですけどね。
ただ、切り替え方や視点を変えることで、ストレスを溜めないようにできるなとは思いました。
自分も比較的こういう思考なのですが、なるほどということもそこそこありましたね。
ゆとりが無いと厳しいことばかりではありますが、ゆとりを作る方法も一応書いてはあります。
それでも、現代の日本じゃ厳しいとは思いますが。
頭の片隅にでも置いておけば、ちょっとはココロの安定剤になるんじゃないでしょうかね。

2013/09/16

生きるヒント集。「良いこと」がいろいろと書いてあった。人のせいにしない、感謝を忘れないなど、書いてあることはシンプルだが、実践は難しい。