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オサキつくもがみ、うじゃうじゃ の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2023/01/14

「絵猫」 首切りの正体。 誰しもが見て妖刀だと分かるものなどいないだろうが、気付くものは対応に困るだろうな。 下手な妖を相手にするよりも、生きて人とは違う考えを持つ人間のほうが恐ろしいだろ。 「唐傘小僧」 親孝行出来ず。 何事にもお金が必要だから仕方ないことかもしれないが、命に...

「絵猫」 首切りの正体。 誰しもが見て妖刀だと分かるものなどいないだろうが、気付くものは対応に困るだろうな。 下手な妖を相手にするよりも、生きて人とは違う考えを持つ人間のほうが恐ろしいだろ。 「唐傘小僧」 親孝行出来ず。 何事にもお金が必要だから仕方ないことかもしれないが、命に変わるものなどないからな。 いくら大慌てで出ていったとはいえ、残されたものを見て追いかけなかったのだろうか。 「小桜」 祝言を急ぐは。 事の発端は自分にあるというのに、厄介なことになると簡単に捨てるなど最低なことだな。 何も知らぬまま夫婦になったとしても、常に罪悪感を感じ幸せなど程遠かっただろうな。 「一反木綿」 心中してでも。 あまりにも言葉足らずなせいで、伝えたいであろうことが何一つ届いてなかったのだろう。 話に聞いていたから理解が早かったのだろうが、助け舟がなければ危うかっただろうな。

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2014/04/06

「絵猫」、「一反木綿」、「唐傘小僧」、「小桜」の四編。相変わらず、あっという間に読めてしまう。 周吉がだんだんと鵙屋やオサキとの関わりを考える、転換点の巻なのかもしれない。 鵙屋に居着いている妖怪は、皆やさしいね。 今回は、「しゃばけ」風の雰囲気か。

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2014/01/10

シリーズものの短編集?のようなものでしょうか。 このお話の元となるシリーズは、興味はあるのですが読んだことがありません。でも、十分楽しめる内容でした。 つくもがみ、という題材が好きですやっぱ。

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2013/03/17

シリーズの中で、一番いい!そして、今まで読んだ高橋由太さんの小説の中で一番好きかも!ちょっと泣ける!オサキ可愛い♪

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2013/03/15

 前作が「?」なできだったので、恐る恐る読み始めたが、今回は、とてもよくできている。いろんな話を書かれているようなので、短編の方がよいのだろうか?  ただ、今回出てきた「付喪神」が、しゃばけそっくり。オサキをベースにしているまではよかったが、ここまでくると、しゃばけの二番煎じとい...

 前作が「?」なできだったので、恐る恐る読み始めたが、今回は、とてもよくできている。いろんな話を書かれているようなので、短編の方がよいのだろうか?  ただ、今回出てきた「付喪神」が、しゃばけそっくり。オサキをベースにしているまではよかったが、ここまでくると、しゃばけの二番煎じという感じがしてしまう。  今回の作品のように、よい作品を書ける作家さんなのだから、自分の土俵で勝負してはいかがかと思う。

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2013/02/28

前作がイマイチだったのでちょっと読むのが不安だったのですが今作は面白かったです。 オサキのツンデレっぷりが愛おしい感じでした(笑) どのつくも神もいい味出していて一気に読んでしまいました。

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2013/02/14

<絵猫★★★> <唐傘小僧★★★> <小桜★★★> <一反木綿★★★> 連作短編。ストーリーに繋がりはないが、オサキと三毛太のコンビを中心に「つくもがみ」に関わる事件が展開される。 前作の評価がかなり低かったので心配していたが、今作ではどれも平均的に楽しめた

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2017/10/14

かわいらしい小編4つでした。 オサキモチの周吉の運命や如何に、 といった本編は一先ず置いといて。 周吉が寝起きする部屋「もののけ部屋」の住人達が主役です。 基本物の怪なので、人間サイドの事情には無頓着ですが、 そこは付喪神、元は人間に使われていた器物の類なので、 たまに人情臭くな...

かわいらしい小編4つでした。 オサキモチの周吉の運命や如何に、 といった本編は一先ず置いといて。 周吉が寝起きする部屋「もののけ部屋」の住人達が主役です。 基本物の怪なので、人間サイドの事情には無頓着ですが、 そこは付喪神、元は人間に使われていた器物の類なので、 たまに人情臭くなる。 現代に比べれば、飢えと貧困、身分の差など、 生きていくのが厳しい時代。 更に連続辻斬り事件があったり切ない話もありましたが、 周吉とお琴はちょっと良い感じが垣間見えましたし、 オサキは相変わらず可愛い。 付喪神たちも何気に健気な一面が見られて、 全体としてふんわり優しい話になってました。

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2013/02/11

シリーズ5作目ですが、飽きずに軽く楽しく読めます。 逆に云えば、それ以上の深さはないですが^_^

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2013/01/06

シリーズ5冊のなかで一番おもしろかった。あっさりとした文章が好きなのですが、あっさりはそのまま、中身は濃く(?)。不覚にも良い話ばかりで。

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