イライジャの天使 の商品レビュー

マイケル・J.ローゼン【文】,アミナー・ブレンダ・リンロビンソン【絵】,さくまゆみこ【訳】

2022/05/27

オハイオ州コロンバスで50年間床屋さんをしている＜イライジャ＞は80才を過ぎた黒人のキリスト教徒｡75才年下のユダヤ人の＜ぼく＞は､ヘブライ学校が終わると､イライジャのお店によく遊びに行く･･･イライジャは｢聖書｣に出てくる動物や天使など木彫りで創った偶像をお店に飾り付けている｡いつか買おうと貯金をしていたぼくが9才の年､キリスト教のお祭りクリスマスと､ユダヤ教のお祭りハヌカの日が重なった･･･年齢や人種､宗教が違っていても､友情が生まれ､人との絆が芽生える､そんな心あたたまる､本当にあった物語｡

2021/12/26

イライジャは黒人のキリスト教徒、年輩の床屋さん。
マイケルは白人のユダヤ教徒、9歳の小学生。

イライジャのお店は彼の彫った木彫りの人形でいっぱい。マイケルは、人形やイライジャがお客さんの髪をカットするのを眺めるのが大好き。

キリスト教のクリスマスとユダヤ教のハヌカが重なった日、イライジャが天使の人形をマイケルにくれました。
ユダヤ教徒のマイケルは悩みます。

●どの信仰を持つ人も、マイケルのお父さんやお母さんのようだったらよいな
●ユダヤ教のハヌカの行事が描かれていて、興味深い
●どの宗教も友情の持つ意味は同じ