今日もいち日、ぶじ日記 の商品レビュー
田舎に家買うことにした高山さん。家探しからの、山の家にまつわる話を中心に、高山さんの日常が綴られている。はじめに311後に訪れた東北旅行記があり、そこはギュっとなりながら読む。
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高山さんが思慕されている武田百合子さんの「富士日記」の 感じにかなり近い気がした。山小屋の暮らしぶりの記述のせいか。 巻頭の東北への旅日記に共鳴して二回どおり読んだ。 いかにも不便そうな山小屋暮らしを敢えて選んでしているのが スイセイさんと高山さんには不自然じゃなくみえる。 それ...
高山さんが思慕されている武田百合子さんの「富士日記」の 感じにかなり近い気がした。山小屋の暮らしぶりの記述のせいか。 巻頭の東北への旅日記に共鳴して二回どおり読んだ。 いかにも不便そうな山小屋暮らしを敢えて選んでしているのが スイセイさんと高山さんには不自然じゃなくみえる。 それに読んでいて面白い。(何かと近所の人達との交流があるのも 「富士日記」風かも) 個人的には東京での日常生活の日記がタイクツ。本にするほどの 内容ではない気が。それをカバーするのがスイセイさんという 強力な唯一無二なキャラ。スイセイさんなくして高山さんの日記は 成り立たないと思えるほど。
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自宅と別荘での高山なおみ夫婦の生活を記した本。「日々ごはん」の後の話にあたるが、高山なおみさんはさらにどっしりと、芯が太くなった感じ。冒頭の被災地への訪問は、高山なおみさんの目を通して見た被災地に胸がギュッとなった。
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初めて手に取ったかも。 最初は、3.11についての話なのか?と考えたがそうでもなく。 家を手に入れるまでの諸々。 「お料理」を堅苦しくなく、かつ楽しんでいるところがよかった。 旦那さんとの掛け合いも。
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いつも思うのだけど高山なおみさんの、直感や感性や感覚がとても素敵で す。自分の直感を信じてもいいんだなって思わせてくれる。
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生活を大事にするということ。 方法はとてもシンプルで簡単なのだけれど、 どうしてそれを実行することは こんなに難しいのだろう、と思わされた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日々ごはんをずっと読んでいて、終わってしまってからは 何度も好きなところを読み返したりしていたので またなおみさんの日記を読めるなんて嬉しい♪ もったいないので大事に大事に読んでいる。 yomyomで日記を書いていたのでいずれ本になるのかなと 思っていたらやはり本になってくれた。最高。 あとがきでは「明日もいちにちぶじ日記」へと続くと なっているので、また日記形式で日々をつづってくれるのだろう。 2011年7月の東北への旅日記からはじまり その後は2010年の1月から12月までの日記となる。 山に家を買ってその関係の日記が多く、 私も武田百合子さんお富士日記のファンでもあるから なんだかすんごく嬉しいのである。 山の家との出会いや、都会の喧騒と山ののどかさの対比 山の家に住んでいたおばあちゃんの遺品との対面など 感受性豊かな文章で一緒にしんみりしたり、晴れやかな 気持ちになったりする。 暮らしの手帖の連載の気ぬけごはんもいずれ本になってくれるのかな。 日々ごはんのファンの方は絶対に買いだとおもいます。
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