感謝祭は邪魔だらけ の商品レビュー
こんなに家族全員が犯罪捜査に積極的なミステリはこれまで読んだ事なかったかも。母と義母が離婚した子供たちのよりを戻させようと画策したり、ソフィとナターシャ、それぞれのコラムの相談者への回答の対比が面白い。続きはいつでるのかな "The Diva Runs Out of ...
こんなに家族全員が犯罪捜査に積極的なミステリはこれまで読んだ事なかったかも。母と義母が離婚した子供たちのよりを戻させようと画策したり、ソフィとナターシャ、それぞれのコラムの相談者への回答の対比が面白い。続きはいつでるのかな "The Diva Runs Out of Thyme" by Krista Davis
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2013年5月6日読了。 高慢ちきなナターシャに対して、ソフィは少々お人よし過ぎない? そして、刑事のウルフは最初っから最後まで全く使えないわねえ!
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期待できるシリーズ第一作。 「家事アドバイザーの事件簿」だそうです。 ソフィ・ウィンストンは44歳。 離婚して2年のイベントプランナー。 前夫のマースと相続したお気に入りの家を、マースから買い取って、住んでいる。 アレクサンドリアのオールドタウンは、趣のある古い家が立ち並ぶ町で...
期待できるシリーズ第一作。 「家事アドバイザーの事件簿」だそうです。 ソフィ・ウィンストンは44歳。 離婚して2年のイベントプランナー。 前夫のマースと相続したお気に入りの家を、マースから買い取って、住んでいる。 アレクサンドリアのオールドタウンは、趣のある古い家が立ち並ぶ町で、この家も1825年に建てられたもの。 11月の第4週、感謝祭のシーズン。 両親と妹が家に来ていて、忙しいソフィ。 子供の頃からライバルだったナターシャが、ワシントンDCのケーブルテレビで人気番組を持っていて、母と妹は夢中で見ている。 完璧美人のナターシャはなぜかソフィに何かと突っかかってくる関係だった。しかも、今はマースと暮らし始めているという複雑なことに。 感謝祭の前日には、詰めもの料理のコンテストに参加することにもなっていた。 買い物に出かけたソフィは、10キロの七面鳥を買い込む。 子猫を飼わないかと勧めてきた男が、帰りに死んでいるのを発見してしまい、取調べを受けることに。 担当刑事のウルフは、ソフィの荷物にその子猫用のキャットフードまで足して、持ってきてくれた~なかなかいい男。 詰めもの料理コンテストでも、続いて事件が‥! そして感謝祭のディナーには、なぜかどんどん人数が増えていく。 マースの母に、ウルフ刑事に、マースとナターシャまでが‥! 妹のハンナは3度目の結婚を前に婚約者も連れてきているが、どこか不自然に思えて気になるソフィ。 近所に住むニーナはいい友人で、愛犬デイジーを世話してくれた関係。 ニーナは夫とは上手くいっているが、感謝祭で滞在中の義母には悩まされている。 アメリカで感謝祭というのは、連休に家族が集まる大きなイベントなんですね。 ナターシャの番組や記事に対抗するような企画で、ソフィもコラムを書くように依頼が来る。 ナターシャの提案は凝りすぎで気取っているので、主婦が真似しようとすると大騒動になるのだ。 章ごとに取り上げられているナターシャの記事とソフィの記事が好対照で、傑作。笑えます~! アメリカのセレブ風のやり方も読む分にはお洒落で面白いし、ソフィの普通のやり方やアイデアにはほっとします。 きびきびして感じのいいヒロイン、にぎやかな家族、ハンサムな刑事と仲のいい隣人、大人同士の好意のやり取りも楽しい。 事件の要素も無理なく展開して、面白く読めました。
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