ピアノ調律師 の商品レビュー
児童書です。 ピアノ調律師を通して、働くこと(職業に就くこと)とはを主人公が考えていく物語です。 家族の会話もなるほどと考えさせられました。 実直に芸術に向き合うこと、仕事をすること、生きていくこと、壮大なようでいて身近に私たちが経験することをナビゲートしてくれます。
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ゴフスタインの絵本で、こんなにテキスト量が多い本があるとは知らなかった。 朝ご飯を用意するシーンの描写が好き。ゴフスタインの絵はシンプルな線画で色もないが、カラフルな鍋や食器が鮮やかで、ポコポコとコーヒーが沸く音も聞こえてきそう。 ピアノ調律師の祖父と孫娘デビーの二人暮らし...
ゴフスタインの絵本で、こんなにテキスト量が多い本があるとは知らなかった。 朝ご飯を用意するシーンの描写が好き。ゴフスタインの絵はシンプルな線画で色もないが、カラフルな鍋や食器が鮮やかで、ポコポコとコーヒーが沸く音も聞こえてきそう。 ピアノ調律師の祖父と孫娘デビーの二人暮らしがなぜ始まったかという理由には、この可愛い絵にそぐわないつらい現実があり、おじいさんにとっては可愛いだけでは済まない毎日がある。けれどもデビーのおじいさんに向ける眼差しを見れば、どれだけたっぷりの愛情を注がれているかということはわかる。おじいちゃん大好きだものね。 おじいさんが、デビーにピアニストになってほしいと思う気持ちは正直あまりわからない。もしかしておじいさんは夢破れた人だったのかな。
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絵本というよりは児童書ですね。 デビーという女の子とピアノ調律師のおじいさんのお話。 「人生で自分の好きなことを仕事にする以上に、幸せなことがあるかい?」というメッセージに胸が熱くなります。(たかこさん)
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4.5年から。ピアノ調律師のおじいさんの仕事に魅了された孫娘。真っ直ぐに調律を愛する眼差しと心が、またシンプルな絵に愛らしさを描く。大人と子どもの夢の見かたの温度差にも孫を想う気持ちが伝わってくる。
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〝「どうやってあの子の面倒をみるつもり? あなたは男やもめのなのよ。それにもう若くはないし、あの子に何をしてあげられるの?」「そうですね・・・でもわたしは音楽を知っています。何人もの偉大なピアニストたちのためにピアノを調律してきたし、あの子にピアノを教えることができると思う...
〝「どうやってあの子の面倒をみるつもり? あなたは男やもめのなのよ。それにもう若くはないし、あの子に何をしてあげられるの?」「そうですね・・・でもわたしは音楽を知っています。何人もの偉大なピアニストたちのためにピアノを調律してきたし、あの子にピアノを教えることができると思うのです・・・」〟息子夫婦に先立たれた世界一のピアノ調律師ルーベン・ワインの孫娘デビ-の喜びや哀しみ、ひたむきさに、限りない愛情をこめて奏でられる、M・B・ゴフスタイン不朽の名作。
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一流のピアノ調律師であるおじいさんに憧れる小さなデビーは、ピアニストではなく、調律師になりたいと思っている。進んで裏方になりたがるなんて、それはちょっと変わったことだと思われてもいたが、その情熱は揺らぐことはない。 夢を追うデビーの小さな冒険と、暖かく見守り応援する大人たちの話...
一流のピアノ調律師であるおじいさんに憧れる小さなデビーは、ピアニストではなく、調律師になりたいと思っている。進んで裏方になりたがるなんて、それはちょっと変わったことだと思われてもいたが、その情熱は揺らぐことはない。 夢を追うデビーの小さな冒険と、暖かく見守り応援する大人たちの話。 全ての仕事が等しく尊いのだ。 好きなことをやろう。
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「世界中の何よりもピアニストになりたいと思うのでなければそうはなれない。」 「人生で自分の好きなことを仕事にできる以上に幸せなことがあるかい?」 職業に貴賤はないというけれど、なかなか人はそうは思えないのだろう、デビーの純粋さがよく描かれている。 細かな描写も素晴らしい。
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小学三年生でも読めるかと思いましたが、まだ習っていない漢字にふりがながなくて、読み聞かせしました。 孫にはピアニストになってもらいたいおじいさんと、おじいさんみたいなピアノ調律師になりたい孫娘の話です。 子供の時、将来なりたいものが全くなかった私からすれば、デビーの意志の強さは羨ましい限りです。 職業じゃなくても、何か好きなものやことがあると人生は大きく変わると思います。
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有名なピアノ調律師のおじいさんルーベン・ワインストックと孫のデビー・ワインストックのほのぼのとした素敵な物語です。 ゴフスタインの挿絵もとても良かった。
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図書館本。読売子ども新聞イチオシ100冊から。ピアノ演奏家にさせたいおじいさんと、ピアノ調律師になりたい孫。ピアノを習っている長女もストーリーに入り込んで聞いてました。この本はまだ一人読みは出来ない~と初めからあきらめていたけれど。読み聞かせで一緒にお話の世界を旅できました。
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