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ライフ・アンド・デス の商品レビュー

3.2

5件のお客様レビュー

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2014/07/21

完全に大人の恋愛の世界へ行ってしまったのかと思っていたら、またハードボイルドの世界へ戻ってきた? ベテランだけあって筆致は安定していて読ませる。が、往年のエネルギーはさすがに失ったかな。自分造形はかなりステロタイプだし、主人公の女との絡みも安易な感じ。ちょっと期待が大きすぎたかな...

完全に大人の恋愛の世界へ行ってしまったのかと思っていたら、またハードボイルドの世界へ戻ってきた? ベテランだけあって筆致は安定していて読ませる。が、往年のエネルギーはさすがに失ったかな。自分造形はかなりステロタイプだし、主人公の女との絡みも安易な感じ。ちょっと期待が大きすぎたかな。

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2013/09/06

途中まで・・・というか最後の方までは結構面白かったんですけどね。読後感がなんとなくパッとしない印象。思ったよりも普通の着地点で終わってしまったというか。元弁護士側と殺し屋側でいろいろ策略を巡らせてはいるものの、前者に偏りすぎているような。 むしろ「動物をこよなく愛して、女性を避け...

途中まで・・・というか最後の方までは結構面白かったんですけどね。読後感がなんとなくパッとしない印象。思ったよりも普通の着地点で終わってしまったというか。元弁護士側と殺し屋側でいろいろ策略を巡らせてはいるものの、前者に偏りすぎているような。 むしろ「動物をこよなく愛して、女性を避ける草食系ヒットマン」の方が登場人物としては魅力がある。そして元弁護士である藤立がなんとなくずっといけすかない印象しかないというか。 途中までの盛り上がりはよかったんですけどね。魅力的な人物を切り捨てて、話としてもちょっと陳腐に終わってしまったような。

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2013/03/24

この人の作品は初めてだったけど、面白かったです。三つどもえの駆け引きが、見応えありました。登場人物にもそれぞれ個性があって、次回作にも期待しちゃいます!

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2013/03/17

凄く久しぶりに読んだ藤田作品。 落ち着いた空気を纏った殺し屋「榎波」と 元弁護士で殺人未遂の過去を持つ「藤立」の2人の男が それぞれの思惑によって動いた事件が交わっていく スタイルで交互に両名の描写が描かれます。 終始、冷えた空気のようなトーンで描かれる為ググっと テンションのあ...

凄く久しぶりに読んだ藤田作品。 落ち着いた空気を纏った殺し屋「榎波」と 元弁護士で殺人未遂の過去を持つ「藤立」の2人の男が それぞれの思惑によって動いた事件が交わっていく スタイルで交互に両名の描写が描かれます。 終始、冷えた空気のようなトーンで描かれる為ググっと テンションのあがるシーンや場面は少ないものの、藤田作品 独特の雰囲気で最後まで読ませます。 追われる側と追う側がお互いの意図が読めないまま 交わったり離れたり、攻守が逆転したりと実は 意外と展開もあり、見せ方次第ではもっとエンタメ色の濃い アクションになったのかも...しれないですね。 ある企業から34億もの資産を流用した会計士とその 兄弟をめぐってアメリカの謎の組織、日本の暴力団、 ドミニカンマフィアなどが入り乱れ、諜報、駆け引き、 騙し合いの中、「榎波」と「藤立」が生き残りを賭けた 物語がラストに向かって交錯していく...。 個人的には動物を異常なまでに愛する殺し屋の余りに 穏やかな性格と今作のトーンのズレに少しの違和感を 感じましたが...やはり相変わらずに壮年のオッサン達が カッコよく女性に妙にモテたり、現役引退した元殺し屋の 老人など、直球王道のハードボイルド路線の作品、 久しぶりに堪能しました。

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2013/02/27

ちょっと榎波寄りに読んでいたので、最後がな~でした。 いろいろ複雑に絡み合って、わからなくなったりしたけど、面白かったです。 さすが藤田さんです

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