1,800円以上の注文で送料無料

狼と狐の夜 の商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/09/05

これも続くのかなぁ、続いちゃうんだろうなぁ……www  だってこれじゃ零がよくわからない(わからないままでも素敵だったけれどね) そして飴屋が良すぎるもんな、やっぱり続くよねwwww 二人のやりとりがいいよね。 続くんだったらジワジワと甘くなっていけばいいよ

Posted byブクログ

2013/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

設定やキャラクターがみんな好みなのになぜか萌えきれなかった。 零の正体が早く知りたい!と思ってたのに結局あやふやで終わってしまったからかな。 最初から続編の話があるならまだ良いとして読者の希望が多ければ・・・なんてあやふやな状態であの終わらせ方にしたのならうーん、と首を傾げてしまいます。 ぜひ続きが読みたいです。

Posted byブクログ

2013/08/11

最後の方までは結構好みだったのにラストがなあああああ好みじゃなかった。そもそも零について謎ばら撒いておいて回収しないってのが納得いかない。続編出たらこのもやっとした気持ちがスッキリするのかな...。

Posted byブクログ

2013/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高遠さん初のヤクザものだそうです。でも主役はヤクザじゃないよ。 新橋の片隅でしがない鉄板焼き屋を営む桐島は、元全日本チャンピオンのプロボクサー。諸事情あって、今はヤクザの飴屋に借金返済しながら、ぼそぼそと日銭を稼いでいる。 その腕っぷしを見込んでか、飴屋は時折厄介な仕事を持ち掛けてくる。ヤクザ絡みなんてタチが悪いと思いつつ、一向に減らない借金をかたに報酬をちらつかされれば否が応でも引き受けるしかない。例えそれがロクでもない仕事だとわかっていても。 ある日、飴屋が依頼してきたのは、結婚式を間近に控えた男をストーカー女から24時間態勢で警護すること。500万円という報酬に不穏なものを感じながらも引き受けた桐島の前に現れた警護対象者は、果たして一年前にヤクザにボコられて倒れていたところを匿ってやった青年だった。 手負いの獣みたいに警戒心を解こうせず、素性はおろか、本当の名前さえ語ろうとしない。けれども徐々に自分との生活に馴染んでいくのを目にして、野良猫が手ずから餌を食べた時のようなこそばゆさを感じる。元来面倒見のいい桐島はこのまま背負っているモノもろとも引き受けても構わないと考え始めた矢先、ヤクザに居所を知られ、桐島にも害が及ぶと考えた青年は忽然と姿を消してしまったのだ。零という名前だけ残して。 この再会は仕組まれたものだったのか、困惑する桐島に 不敵な笑みを浮かべる零。ふたりの濃密な5日間が始まる。 高遠さんは、ホントこういう話うまいな~と思う。謎が謎を呼ぶような、疾走感のある展開。 登場キャラもそれぞれ立っていて、元妻も、ヤクザの飴屋もいい味出してる。何より桐島が、男気があって、いい男なのでつ。 零がついつい引き寄せられちゃうのも納得。 零もまた“ツンデレ”って言うの?“クーデレ”って言うの?こう、デレた時がもうたまらん。 明確なHappy Endではないけれど、気持ちのいい終わり方。ヨネダさんのカバー絵はまさに象徴的だった。 でも零の正体は最後までわからずじまいだ本名すらも…。 高遠さんはまた機会があれば続きを書きたいとおっしゃっているので、次回は零の過去とふたりの仲をもっとがっつりと。 とはいえ、『世界の果てで待っていて』の続きを先にお願いします。(切望)

Posted byブクログ

2012/12/12

さすが、ストーリーテラーの作家さん。今回はとっても男くさいハードボイルドな話で、引き込まれました。 オヤジの街、新橋が舞台というのもロマンスからは程遠く尻込みしかけましたが、とある花婿のボディガードを恐そうな893から報酬500万で強要される…という展開に、先が気になってしまい思...

さすが、ストーリーテラーの作家さん。今回はとっても男くさいハードボイルドな話で、引き込まれました。 オヤジの街、新橋が舞台というのもロマンスからは程遠く尻込みしかけましたが、とある花婿のボディガードを恐そうな893から報酬500万で強要される…という展開に、先が気になってしまい思わずぶっ通しで読んじゃいました。 そんな依頼を受けたのは、新橋で小さな鉄板焼き屋を営む元プロボクサーの桐島。訳あって893の飴屋に多額の借金をしていて、そのために5日間の仕事を引き受けるのです。 その花婿の結婚式までの5日間が、濃密に描かれています。なぜ飴屋が花婿の警護を桐島に頼んできたのか、というところから次々と謎が深まってきます。893が絡むことでバイオレンスもてんこ盛り。かなりハードです。大金の行方をめぐってハラハラドキドキの攻防が息詰まる展開でした。 登場人物が全員とても魅力的。桐島は腕っ節が強く一匹狼のようでありながら、情が深くてイイ男。 桐島が運命的な再会を果たす零もつかみどころがなく謎が多いけど、強さと弱さを併せ持っていて、何者であろうと放っておけないタイプです。 そして、お気に入りは飴屋ですね。 やさしい紳士のような物腰で、実はとても893らしい男。歯切れよくてスッパリいっちゃってくれて、爽快感がありました。 脇キャラも、実写映画にできそうなほどの実在感がよかったです。女性キャラが生きていた。 ヨネダコウセンセのイラストが秀逸。表紙に萌え萌えしますよね~飴屋の目つきも最高。 この事件は一応終結しているけど、まだ回収されていない謎が残っているので、ぜひ続きも期待しています。 毎度のことですが、高遠センセの話には美味しい食べ物が必ず登場してきます。今回も思わず食べたくなる料理の数々は必見!特に桐島の作る広島風お好み焼きは絶対に食べたくなりますよ。

Posted byブクログ