2013年 大転換する世界逆襲する日本 の商品レビュー
日本のみならず、世界的に民主主義の歪みが明るみに出てきている現在。著者が言うことは最もだと思う点も多いが、日本も楽観視出来ないが、それ程悲観することもない。
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経済関係の本を読んでいて、「?」と思っていたことが、良く分かりました。経済という一点でみれば、今、日本のとるべき道はこれしかない。というぐらいの良本です。 ただ、外交的にアメリカが参加を決めたTPPに、反対できるのか?とか、政府の借金問題も、借金が悪いとは、言えないのは確かです...
経済関係の本を読んでいて、「?」と思っていたことが、良く分かりました。経済という一点でみれば、今、日本のとるべき道はこれしかない。というぐらいの良本です。 ただ、外交的にアメリカが参加を決めたTPPに、反対できるのか?とか、政府の借金問題も、借金が悪いとは、言えないのは確かですが、どこまでも増やしていっていいのか?というと、ちょっと、疑問が残ったりはしました。 そうは、いっても、今やれるべきことは、これしかない。 マスコミや評論家などに踊らされずに、やるべきことをやっていこうというのは、まったくのその通りだと思います。
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現在、グローバリズムがさも良いことのように扱われている。この本では、グローバリズムがどのような弊害をもたらしてきたのかということが、非常にわかりやすく記述されている。また、日韓および日中の経済関係、EUにおけるギリシャの問題についての記述も非常にわかりやすい。
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アベノミクスは賛否両論あるだろうけど(この著者は礼讃している)、安倍さんでダメだったらさすがにもうヤバイことになるでしょう。政治で新しい産業を興せるとは思わないけど、何とかうまく安定した政権になってほしい。
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三橋貴明/著 アメリカ「財政の崖」、中国・韓国の「反日不況」、欧州の連鎖恐慌。自滅していく世界経済。日本は最後に勝者となる。2012年の世界的な経済・政治・国際情勢を分析、今後の世界経済や日本の進む方向を予見する。
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この本は読む価値がある。 氏の本はこれで3冊目。 今の日本にはまずはデフレ対策が先というのが筆者の意見。政府が国債を発行し、日銀が通貨を発行して買い取ったお金で政府が公共事業を行い、民間の投資を喚起する。仕事が増え、給料が増え、消費が増えるというサイクルでデフレを脱却する。増...
この本は読む価値がある。 氏の本はこれで3冊目。 今の日本にはまずはデフレ対策が先というのが筆者の意見。政府が国債を発行し、日銀が通貨を発行して買い取ったお金で政府が公共事業を行い、民間の投資を喚起する。仕事が増え、給料が増え、消費が増えるというサイクルでデフレを脱却する。増税はその後で行なえば良い。ここまでは氏の前作でも丁寧に解説されている。今回の本で目新しいのは、その準備が今の日本に整ったということが書かれている点。先日内閣総理大臣に任命された安倍氏が、著者と同じ意見を持った政治家として紹介されている。自民党総裁戦前くらいから、安倍氏はこの点を強く主張し、現在はアベノミクスとして国民の多くに知られている。通常、『本』とは、過去の事実が書かれているか、将来の事を予測しているかだが、この本は現在まさに進行していることが書かれており大変興味深い。 域内で関税をかけることができず、為替を変動させて輸出によるメリットをだすことができないEUの欠点、グローバリズムの申し子となったがGDPの50%を輸出に依存し一部のエリートを除き国民のほとんどが低賃金に苦しみ消費が上がらない韓国、為替を切り上げ消費をあげないと行き詰まるが、為替を切り上げると世界の工場としての強みを失うという矛盾に苦しむ中国等、日本以外の国の欠点と対比しながら、今ようやくデフレを脱出するチャンスなのだという日本のポジティブな面が丁寧に述べられている。
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いろいろ書いてあって、納得できるところと、話の流れで無理やり方向付けされていて、誘導するように結論を持ってきているところが、混在しており非常に残念な出来です。 この人はあまり政治の話しに深入りしない方が良さそうです。その部分で余計な先入観を抱かせるようにもっていく、その点が気に...
いろいろ書いてあって、納得できるところと、話の流れで無理やり方向付けされていて、誘導するように結論を持ってきているところが、混在しており非常に残念な出来です。 この人はあまり政治の話しに深入りしない方が良さそうです。その部分で余計な先入観を抱かせるようにもっていく、その点が気に入らない。 この著者が、中野剛志氏と一緒に橋本氏とやりあって、やり込められた理由は、自著では一環しているように見せかけられる論理も、よく見ると突っ込みどころ満載で容易に馬脚を現すことが要因でしょう。 最後は安倍自民党総裁政権の掲げるアベノミックスへの賛辞で終わっています。本当に出来るなら、今の状況は無い筈。挙句の果てに国防軍の話しやら憲法改正の話しには一切触れずですから、政治に関しては著者は語る資格なし!です。
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