おかんの昼ごはん の商品レビュー
前半、「親の老いに向き合う」これに悩んでいる人が他にもいることが分かって少し心強くなった。後半は他の著書でも語られている「教育」の話。
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ほぼ日イトイ新聞、おとなの小論文教室2011〜2012から3テーマ。死と老いを受け入れ、春の終わりを知ること。多様なキャラクターがあつまった組織のような自分。医療、福祉、教育の仕事の持ち場。 久しぶりのズーニーさん。相変わらずすごいし、ますます成長してる。読者メールも、世の中を...
ほぼ日イトイ新聞、おとなの小論文教室2011〜2012から3テーマ。死と老いを受け入れ、春の終わりを知ること。多様なキャラクターがあつまった組織のような自分。医療、福祉、教育の仕事の持ち場。 久しぶりのズーニーさん。相変わらずすごいし、ますます成長してる。読者メールも、世の中を支えているまっとうな人たちだと思いました。
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親が衰えていくことを受け止める人々の短文を紹介する本。 短文記述の方法を教授するためであれば、ありえる方式なのかもしれないが、見たくはないが、見ずに済ませることもできず、しかもいずれ自分も通る道を、それでも受け止めるために読む本としては、無理がある形式ではないか。 途中までし...
親が衰えていくことを受け止める人々の短文を紹介する本。 短文記述の方法を教授するためであれば、ありえる方式なのかもしれないが、見たくはないが、見ずに済ませることもできず、しかもいずれ自分も通る道を、それでも受け止めるために読む本としては、無理がある形式ではないか。 途中までしか読めなかった。
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「親の老い」「本当のワタシ」「仕事の選択」の3部構成でズーニーさんの経験から生まれた問いに対して読者が意見(メール)するという内容。ほぼ日の連載をまとめた本のようです。 本の中で「ほぼ日刊イトイ新聞の読者の質は、ネットの奇跡と言えるほど高い」とズーニーさんが言うように、 読者か...
「親の老い」「本当のワタシ」「仕事の選択」の3部構成でズーニーさんの経験から生まれた問いに対して読者が意見(メール)するという内容。ほぼ日の連載をまとめた本のようです。 本の中で「ほぼ日刊イトイ新聞の読者の質は、ネットの奇跡と言えるほど高い」とズーニーさんが言うように、 読者から寄せられた文章の上手さにとても驚かされました。 そしてその心のこもった文章、ひとつひとつに心を打たれました。 これこそがズーニーさんの伝えたい「あなたには書く力がある」ということなんだろうな。 私もこんな風に誰かの心に届くような文章を書いてみたい、と思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
59 私がいちばん愛した人 61 この世から送り出すのは子供の役目である 136 進路選択は、その人の尊厳とアイデンティティにかかわる 140何を考えて、何を物差しに、どう次の道に進んだのか、かけがえのない尊厳がある 選択は、自分の過去にしかないのではないか。何にひっかかり、こだわり、何を大事にしたいのかは、自分の過去と経験と記憶、小さな選択の集積に問うしかない 150どの道を選択しても、必ずその道にふさわしい痛みと歓びがある 160強い意志があるから選べるのではない。選んだものが意志になる。意志が人を強くする。 161 フリーランスで赤字になりバイトを始めた。食えるより大事なことを見つけた 161 仕事の質とやりたいは別。(お金払うのは自分じゃなくて他人だから)仕事の質は、「好き」ではなく選択に責任を持っていること 215教育とは衣食住足りた人間の贅沢な欲求ではなく、人間の根本的な欲求である
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大いに揺さぶられる本。 義務教育が終わっても 一人暮らしを始めても 初任給をもらっても 独り立ちしたという気分がなかった わたしは親に甘えていたんだなと思う 祖母が老いて、 お見舞いに何度となく行くようになり、 親とも家族とは少し離れた視点で話すようになった これまで気づ...
大いに揺さぶられる本。 義務教育が終わっても 一人暮らしを始めても 初任給をもらっても 独り立ちしたという気分がなかった わたしは親に甘えていたんだなと思う 祖母が老いて、 お見舞いに何度となく行くようになり、 親とも家族とは少し離れた視点で話すようになった これまで気づくことの出来なかった、 素直に受け取れていなかった、親からの愛情を しっかり受け止めてかみしめる時間となった これまで、何かになりたい、なりたい、と願いながら いつも半歩先を小走りで駆けていたわたし 過去を脱ぎ捨てて、足跡をつけることにやっきになって、そうすれば自分自身のことをいつか好きになれると思っていた でも、いつも「いつか」に先送りしていたのは私だった それは、私を幸せにしてくれていたのかな? わたしにとってのありのままは、 「したいことを、したいときに、する。」 こと。 後ろめたく思ったり恥ずかしく思ったりしなくてもいい。だって、どんな選択肢でもわたしが決めたことだから。どちらが偉いとか優れているとかはないのだから。今はそう思えるようになった。
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“自分を生きている”“ズタボロになりながら日常を戦っている”ズーニーさんに励まされ、勇気をもらえる本。 定期的に自転車のタイヤに空気を入れるように、 読み返して、自分に空気を送り込みたい。
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「ほぼ日刊イトイ新聞」連載のコラムとそれに寄せられた読者からの声をまとめたもの。副題の「親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択」はそれぞれ独立した章立てになっている。 もっとも反響が大きく多くのページが割かれているのが「親の老い」について。これは…、うーん、どう言ったらいいのか...
「ほぼ日刊イトイ新聞」連載のコラムとそれに寄せられた読者からの声をまとめたもの。副題の「親の老いと、本当のワタシと、仕事の選択」はそれぞれ独立した章立てになっている。 もっとも反響が大きく多くのページが割かれているのが「親の老い」について。これは…、うーん、どう言ったらいいのかな、ちょっと複雑な読後感だ。テーマがテーマなだけに皆さんとても真剣で身につまされる。それは間違いないのだけれど、何と言うかすごく落ち着かない居心地のわるーい気持ちになってしまう。正直に言ってその生真面目さについていけない。もちろんこれは誰だって真面目にならざるを得ないことなわけで、私自身、夫の親と同居しており、遠い田舎に年老いた両親がいるので、そりゃあいろいろある。もうあるったらある。でもね、「あ~あ」と思いながらでも、ほどほどにサバサバした気持ちでいようと思っている(結構難しくはあるけれど)。なんだかすごく湿った重たい空気が漂っているのがちょっとつらい。 意外にも面白かったのが「またこれ?」と思いながら読んだ「本当のワタシ」。いまさら「本当の自分探し」もないだろうにと思ったら、そのテのものではなかった。自分を見つめる上で「ワタシ株式会社」「私のボスキャラ」という考え方は、なるほどと思わせる説得力がある。ま、あんまり見つめすぎないのが一番だとは思うが。
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医療と福祉と教育 この違いは何か?考えさせられますね。 病気を治す。マイナスをゼロにするのが医療。 そのままの状態で快適に過ごせるようにするのが福祉。 より先に一歩進めようとするのが教育。 ありのままの君が好き なんて言ってるだけでは駄目なのかな。
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親の老いを受け止めることの難しさと大切さを書いています。 やり方は人それぞれに違うけれど、自分にとっての正解に近づくために有効な本です。
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