つやのよる の商品レビュー
つやと関係を持った(持たされた)人たちの短編集・・・とも言えるかな。 んー、思ったほどおもしろくなかった。 これはきっと映画の方がおもしろかったんじゃないかな。観てないけど。 周りの人の話より、やっぱりつや本人の独白というか、つや自身で男性の遍歴をつづった方が、素直に興味深いと思...
つやと関係を持った(持たされた)人たちの短編集・・・とも言えるかな。 んー、思ったほどおもしろくなかった。 これはきっと映画の方がおもしろかったんじゃないかな。観てないけど。 周りの人の話より、やっぱりつや本人の独白というか、つや自身で男性の遍歴をつづった方が、素直に興味深いと思った。
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大人の男と女の連作短編小説。 謎めく艶という女性でつながる登場人物たち。 艶の存在が少しずつ色濃くなるにしたがって、面白さが減ってしまったように思う。 が、危ういバランスの男と女の話は、なかなかに楽しい。
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死にゆく女、つや。 彼女に囚われ関わってきた男たちと、関わることになってしまった女たち。 つやの魅力や魔性については本書で語られることは少なく悟るしかないのだと思う。 この本に魅力や面白みを感じることが出来なかった私はまだ読むのが早すぎたのだろうか。 映画化を気に手にとったが...
死にゆく女、つや。 彼女に囚われ関わってきた男たちと、関わることになってしまった女たち。 つやの魅力や魔性については本書で語られることは少なく悟るしかないのだと思う。 この本に魅力や面白みを感じることが出来なかった私はまだ読むのが早すぎたのだろうか。 映画化を気に手にとったが読むのは事務的になってしまった。 もう少し年を重ねた時に読み直したらどうなるのかは気になるところ。
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映画は観てないのでなんともいえないが、原作読む限りではそれほどでもないような。 一話短編と思えばよいのかもしれないが、全体としてどういう風に落とし込むのかと最後まで期待してたが、不完全燃焼は否めない。 様々な女の生き方、考え方が出てくるが、それが艶に関連させていくにはちょっと無理...
映画は観てないのでなんともいえないが、原作読む限りではそれほどでもないような。 一話短編と思えばよいのかもしれないが、全体としてどういう風に落とし込むのかと最後まで期待してたが、不完全燃焼は否めない。 様々な女の生き方、考え方が出てくるが、それが艶に関連させていくにはちょっと無理があるような気がした。
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行定勲の解説が、解せない。 なぜ、映画化したくなるのか??巨匠には、良書に読み解けるのか。 まったくホレる要素が、どの人物にもないのに恋愛小説として 売られているところに、疑問が残るけど そこが小説のおもしろさ??というふうに、自分を納得させてみる。 「切羽へ」のほうが、数段...
行定勲の解説が、解せない。 なぜ、映画化したくなるのか??巨匠には、良書に読み解けるのか。 まったくホレる要素が、どの人物にもないのに恋愛小説として 売られているところに、疑問が残るけど そこが小説のおもしろさ??というふうに、自分を納得させてみる。 「切羽へ」のほうが、数段上。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
男狂いの女がひとり、死の床についている。 その名は艶。夫・松生はかつて妻子を捨て艶と出奔したのだった。 艶の危篤を、彼女が関係した男達へ告げずにはいられない松生。 だがその報せは、彼らの妻、娘、恋人、愛人たちに予期せぬ波紋を広げてゆく。 平穏な人生に突然割り込んできた女の存在によって、 見知った男が別の顔を見せ始める。 一筋縄ではいかない男女の関係を描く恋愛長編。 大人の話やな・・・ 艶の魅力が良くわからなかったけど でも松生はなぜ、艶の関係した元男達に必死に伝えようとしたんだろう 最後は自分のものだと見せ付けたかったの?? それとも、朽ち果てた最後の姿を見せたかったのか・・・・ 結構、想像に任せる部分が多いので、捉え方は人それぞれかな~ 映画化もされているみたいなので、こういう話は映像として見て 一緒に見た人と感想を語り合うのが楽しいかもしれないなぁ
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容姿が美しく、男性を異常なほど求める艶という名の女。艶の現在の夫である松生は、艶と関係してきた男たちに、艶が死の間際にいることを伝え、それを知った彼らの妻であったり愛人や恋人の心情の動き等を書いた物語。他の人物が回想することで艶という女性の個性を表現しているため艶がどのような女性...
容姿が美しく、男性を異常なほど求める艶という名の女。艶の現在の夫である松生は、艶と関係してきた男たちに、艶が死の間際にいることを伝え、それを知った彼らの妻であったり愛人や恋人の心情の動き等を書いた物語。他の人物が回想することで艶という女性の個性を表現しているため艶がどのような女性なのかいろいろ思考させられてしまう。自分の読解力がないからか、経験不足だからなのかしりませんが、一つひとつの話がこれで終わり?というように感じてしまった。しかし話自体はおもしろく、読み進めていくうちにどんどん引きこまれていった。
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全体的に読むのが辛く捗らなかった。大人も通り越すとこんな風に、諦観したままこっそりと混乱したりするんだろうか。分かるような気がする。 映画になんかしちゃだめな作品だと思う。このままでいいのに。
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初の井上荒野。 すらすら読めたが、何とも不完全燃焼気分。 男性陣、全員魅力なし。 別な作品に期待!
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死にゆく艶と関わった人達の話。 暗い。 いろいろあった女とはいえ晩年が辛いな。 自業自得と言ってしまえばそれまでだけど。 井上さんの小説に嘘はないとは思うけど 共感できるかは別だ。
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