からくり夢時計 の商品レビュー
不思議な世界と現実世界とを、上手く繋いでいるファンタジーでした。物語の中盤以降は、展開がおもしろくてあっという間に読めました。(小5~)小6の、読書に抵抗がない子ども達向けです。
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2015/11/24 913.6||カワ (3階日本の小説類) 小6の聖時(せいじ)の家は、時計店・時心堂(じしんどう)。 冬のある日、作業机の下から不思議な鍵を発見し、古い時計に差し込むと12年前にタイムスリップ・・・ そして、聖時(せいじ)のかけがえのない奇跡の時間が刻ま...
2015/11/24 913.6||カワ (3階日本の小説類) 小6の聖時(せいじ)の家は、時計店・時心堂(じしんどう)。 冬のある日、作業机の下から不思議な鍵を発見し、古い時計に差し込むと12年前にタイムスリップ・・・ そして、聖時(せいじ)のかけがえのない奇跡の時間が刻まれていく、心がホッコリと温まるお話です。
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ただのタイムスリップものと思いきや、予想外の展開に泣かされました。 何でこんなことになったのか、何で俺なのかと主人公の聖時は考えるけど…必要なことだったんですね。 今書いてて思ったけど〈聖時〉って漢字の使い方にも意味があったんですね。 なんだか心地よい読了感です。
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物心ついた頃には既に亡くなっていた自分の母親や祖父。 12年前(自分の産まれる数日前)にタイムスリップした小6の聖時(せいじ)。 そこで、出会ったことのない、母や祖母に会うことに。また、12年前の兄と父との交流・・・。 自分の正体を明かせないままの遭遇のなかで、掛け替えのない経験...
物心ついた頃には既に亡くなっていた自分の母親や祖父。 12年前(自分の産まれる数日前)にタイムスリップした小6の聖時(せいじ)。 そこで、出会ったことのない、母や祖母に会うことに。また、12年前の兄と父との交流・・・。 自分の正体を明かせないままの遭遇のなかで、掛け替えのない経験をし、命や家族、地域の大切さを学ぶ。 聖時の家は商店街の時計店「時心堂」。 大型店舗に客を取られ、サビれてしまった商店街なのだが、タイムスリップ先の12年前では生き生きとした商店街が描かれている。 「ラスト、涙が止まらない」と帯にあるけども、そのとおり。 終盤までは大きな起伏のない物語に思えたけども、最後でヤラれてしまうのは前作「虹色ほたる〜永遠の夏休み〜」でもそうだった。 著者は岩手県生まれで、地元にて3代続く時計店「時光堂」の店長とのこと。 ---------------- 【内容(「BOOK」データベースより)】 小6の聖時の家は時計店。冬のある日、年の離れた兄と大喧嘩、父にも叱られ店の作業部屋に隠れこむ。そこで聖時は不思議な鍵を発見。古い時計に差し込むと、突如、部屋の時計がすべて反時計回りに回転しだした。やがて聖時の前には一人の同じ年頃の男の子が―どう見てもそれは12年前のお兄ちゃん。さらに幼い頃交通事故で死んだ母親の姿が。どうやらタイムスリップしたらしい。そして、聖時のかけがえのない時間が刻まれてゆく…。 ----------------
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