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神去なあなあ夜話 の商品レビュー

3.9

391件のお客様レビュー

  1. 5つ

    78

  2. 4つ

    179

  3. 3つ

    99

  4. 2つ

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2024/04/23

田舎に住みたくなる。 林業のお仕事の大変さとやりがいも感じられるし、高齢化が進む中でも若い世代が林業を紡ごうとする姿がかっこよかった。女性で林業に参画しているイメージが普及したら、もっと従事者が増えるのかなー!

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2024/02/11

神去のディープな部分が分かって楽しかったです。こういう自然の中で人間も生かされていることを改めて確認できたお話でした。

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2023/08/16

田舎特有のズレ… 美点だけど煩わしくもある。 人の繋がりは深いよね。 お稲荷さんの立ち位置が秀逸! これも田舎の知恵なんやろなぁ。 なあなあってことで。

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2023/06/09

二十歳になって、神去村にますます溶け込んでいる勇気くん、いい男になってきました。村の起源となる神話、お稲荷さんの霊験、いかにも神去なクリスマスパーティー、エピソードが素敵ですね。

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2023/02/22

なにげに図書館で借りてきた1冊。 「神去なあなあ日常」だと思っていたのですが帰宅して表紙をよく見ると「神去なあなあ夜話」ってある。続編のほうを勘違いして借りてきてしまいました。 前作読んでないけど入り込めるかなぁと読み始めると、そういえばこんな感じの話し観たことあるのに気がついて...

なにげに図書館で借りてきた1冊。 「神去なあなあ日常」だと思っていたのですが帰宅して表紙をよく見ると「神去なあなあ夜話」ってある。続編のほうを勘違いして借りてきてしまいました。 前作読んでないけど入り込めるかなぁと読み始めると、そういえばこんな感じの話し観たことあるのに気がついて「WOOD JOB!」って映画がちょうど前作にあたるんですねww(なんとなく覚えてました) 三重県の山に登った時、ロケ地の看板みかけたことがあり、津市三杉町が神去村のモデルになった場所なんだとか知りました。 ニートだった主人公の勇気も正社員になり、すっかり村に馴染んで溶け込んでいく様子が書かれていました。 繁ばあさんの語る村の伝承を聴いたり、村人は何度か聞いてるみたいだけど、勇気ははじめて。 勇気がどんな反応するのか、みんなが顔色うかがってる光景が浮かびました。池の主だった神様の蛇、村の娘に一目惚れして恋仲になって娘と交わって官能を知るとかww 夜話だけに恋バナに盛上っちゃいますね。 ガールフレンドの直紀さんとの仲もそこそこ順調でドライブに誘ったり、3回に1回はデートしてくれるとか。ある日、親世代の年齢層が少ないことが不思議に感じて直紀さんに尋ねると、はぐらかされて、お墓に行ってみたらってヒントだけもらう。そこで20年前の5月6日に16人もの人が亡くなってたことを知る。導入部分が終わって因習とか迷信とか村の呪いとかそんなドロリとしたミステリーホラーに巻き込まれるのかと思ってたら、意外にありそうな話で盛ってました。 お稲荷さんの話も、願掛けると探し物が見つかるとか、本当は窃盗犯がいたのに、なあなあで解決するあたりがいいなぁ。犯人が誰なのか追及したり罰したりせずお稲荷さんが見つけてくれたんだという事で一件落着。炎上する速さはネットより凄いし犯人が特定されれば村にいづらくなるのは歴然だし慈悲深いお裁きで神様って悪くない存在だって感じました。 山深い村落だからクリスマスも少し形を違えて伝播してるようで夜中に獅子舞の格好してプレゼント配ったとか傑作でしたっw 繁ばあさんがパソコン習って勇気の日記の続きを勝手に創作して書いてるのも笑えましたっw なんだかんだで勇気と直紀さんの恋の行方を暖かく見守ってる村民達のなあなあぶりが心地よかったです。 それと下ネタ表現が極端に面白くって、ガールフレンドから軽くキスされたことから、妄想が暴走して「俺、これだけで妊娠できるかもしれない」とか勇気がはしゃいでるあたり大爆笑でしたっw 三浦しをんさんのエッセイが大好きで爆笑小ネタ集のような軽快さとセンシティブな切り口も異常な好奇心があり、この人は将来大物になると思ってたところに「まほろ駅前多田便利軒」を発表されすぐに手に入れて読みだしたのですがギャップからか眠くなり挫折、それっきりでした。(何を期待してたんだろう?) 以後、私の読書ブームも終わってしまい。 彼女の小説は手つかずでしたがよく映画やドラマになるので、映像化されたものでいいかなって思ってました。映画の「船を編む」なんか最高にときめきました。 読書ブーム再燃を機に彼女の小説もボチボチ読んでみようかなって思いました。 あっ、こんど三年半ぶりにエッセイ集だしたのでそっち先に読みますけどww  

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2023/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神去なあなあ 第2弾 神去村の起源 白蛇の恋 ヨキとみきの恋愛 清一の覚悟 事故で両親を失った清一とヨキ お稲荷さんへの願い事 クリスマス 清一の息子への帝王学 勇気と尚紀の恋愛発展 バスの事故は無理がある設定のように感じた

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2022/12/26

神去村で暮らして1年が経ち、二十歳になった主人公の勇気。 主に神去村の日本昔話的ファンタジーに焦点を当て、前作同様見えない読み手を想像しながらパソコンで語るスタイル。 夜な夜なパソコンに向かっているから「夜話」 前作も面白かったが、今作も面白かった。 時々吹き出してしまうほど、...

神去村で暮らして1年が経ち、二十歳になった主人公の勇気。 主に神去村の日本昔話的ファンタジーに焦点を当て、前作同様見えない読み手を想像しながらパソコンで語るスタイル。 夜な夜なパソコンに向かっているから「夜話」 前作も面白かったが、今作も面白かった。 時々吹き出してしまうほど、勇気を取り巻くキャラクターが良い味を出している。 特に前作では愛想がなくとっつきにくかった山根のおっちゃんが今作では良い味わいを出していた。 更に、ヨキや清一さんの両親のこと、昔起きた村の一大事の一件では電車の中だったのに泣けてしまった。 そして、主人公勇気の純粋さ、素直さ、真っ直ぐさが今回はより良く表現されていて、ずっとずっと応援したい、見守りたい主人公になった。 清一さんの息子、山太がものすごく可愛くて、そんな山太に対する勇気の接し方がものすごく優しくて惚れそうになった。 繁ばあちゃん、ヨキ、みきさん、ノコ、清一さん、祐子さん、山太、三郎さん、巌さん、山根のおっちゃん、直紀さん、愛すべき神去村の皆の幸せを今後も祈っています。

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2022/11/13

神去なあなあ日常の第二弾 高校卒業後に担任と親に神去村に送り込まれてはや2年、林業に恋に頑張ってきた「勇気」 神去村の仲間たちも相変わらずで「のんびりなあなあライフ」に読んでる私ものんびり癒されます。 頭と心の休息にぴったりのシリーズです( ´ ▽ ` ) やっぱ三太が...

神去なあなあ日常の第二弾 高校卒業後に担任と親に神去村に送り込まれてはや2年、林業に恋に頑張ってきた「勇気」 神去村の仲間たちも相変わらずで「のんびりなあなあライフ」に読んでる私ものんびり癒されます。 頭と心の休息にぴったりのシリーズです( ´ ▽ ` ) やっぱ三太が可愛い(〃ω〃)

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2022/08/07

『神去なあなあ日常』を読んで、楽しみにしていた続編は裏切らなかった。山を守り、山に守られている。100年前も変わらない山への畏敬。100年後の山の姿を見据えている神去の男たち、カッコいい。 勇気の優しさが伝わってくる。繁ばあちゃんとのやりとりも楽しい。そして恋路にハラハラドキドキ...

『神去なあなあ日常』を読んで、楽しみにしていた続編は裏切らなかった。山を守り、山に守られている。100年前も変わらない山への畏敬。100年後の山の姿を見据えている神去の男たち、カッコいい。 勇気の優しさが伝わってくる。繁ばあちゃんとのやりとりも楽しい。そして恋路にハラハラドキドキ(笑)

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2022/07/25

村の人達の様子がとても柔らかく伝わって来て良い。田舎の話だと、どうしても良いところや都会の人の憧れのような描写が多くなりがちだけど、みんな仲良しなはずがなく、ちょっとした争い事や言葉にするのも躊躇うような悲しいこともある。サンタの話は笑った。

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