Because I am a Girl の商品レビュー

ティムブッチャー,シャオルーグオ,ジョアンハリス,キャシーレット,デボラモガー,マリーフィリップス,アーヴィンウェルシュ【著】,角田光代【訳】

2023/10/04

【琉大OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB10841555

2023/04/05

あまりにも衝撃だった。
とんでもなく恐ろしいことや
やるせないこと、悲しいことが
この世界のどこかで起こっている。
どうしたら彼女らを助けられるのだろう。
この本を多くの人達に読んでもらいたい。

2021/05/11

女だからって理由で、いろいろなことに縛られてる人が世界中にあちこちいることを知った。

なんとなく知っていた部分もあったが、知らないことが多すぎた。

エジプトのホームレスの女の子たちは夜になると施設から追い出されるとか衝撃的。

少女と言える年齢の子が母親であり女でありとか
いろんなことがこの世界では起きている。

そして、その子達はこのコロナ禍の中
もっと酷い境遇にあってるのかな？と思うと何も言えない

2021/03/31

ウガンダの章を読んで胸が熱くなった。女性をめぐる様々な問題は、途上国だろうが先進国だろうが深刻かつ未解決なことに変わりはない。

2019/02/13

開発途上国と女性問題。
女の子ぬセックスしないようにと警告するポスターはあっても男性にむけた性的虐待に対する対策はなし。
10代で出産、またその子も10代で出産と負の連鎖。
今でも実際に起きている問題だと思うと悲しい。
そしてインドの話や生理に関することがでてきた時、
映画パッドマンを思い出した。

2018/01/11

CMの『学んだことは誰にも奪われないから』って台詞が気になって。
ユダヤの格言からかなぁ。
『人が生きている限り、奪うことが出来ないものがある。それは知識である。』
ちょいちょい歴史系のミステリーを読んでいると迫害の歴史を垣間見られるので、ずっしり来る格言です。
シンドラーのリストどころじゃなくて、2000年以上もですからね…。
『ニジェール 「唯一奪われなかったのが、教育」 避難民や難民の子どもたちに学校を｜ユニセフ　ニュースバックナンバー』
https://www.unicef.or.jp/news/2016/0087.html
「教育は、私たちから唯一奪うことのできないものです」
そして思い出したのが去年読んだこの本。

ジョアン・ハリスが好きで、短編が載ってるんだ～と軽い気持ちで読み始めたら…壮絶さに言葉もなかったです。
日本に暮らしていると、想像を絶する世界。でも現実なんですよね…。
現時点でも継続して、起き続けていること。
思い出すと未だにちょっと泣けてきます。憤りで。胸の奥がザワザワする。

かなり昔にN○Kのドキュメンタリーか何かで、井戸を支援で作ってもその村の男達に潰されてしまうと言うのを覚えている。やっぱりアフリカだったかな。
理由は女が働かなくなるから。
毎日毎日数キロの道のりを、重い水瓶を抱えて往復する。
それをやらなくなるから許せないと。
許せないのはどっちの考えだよ！って思えるのは、日本でのほほんと暮らしてきたからなんですよねぇ…。
欧米化することの何もかもが良いとは思えないけれど、少なくとも家畜のような、家畜以下の扱いを受ける女の子がいなくなればいいと思います。

日本にもこういうことがまったくないとは言えない現実も、知ってはいるんですよね。
表沙汰になりにくい性的含む児童虐待とか…。
セクハラだって痴漢だって結局は延長線上にある物。
最近話題の#MeTooも根っこは同じ。何が先進国さってやさぐれたくもなるわ。
たまに人類一度滅びるべきでは？って思ってしまいますヨ。
もう一度進化の過程を辿っても、同じ事を繰り返す予感しかないから、現時点で何かしら変えなければ・変わらなければと願うしかないのですけどね。

2015/01/29

貧困のなか、女性であること、子どもであることで二重の差別を受けている少女達。彼女達を現地取材した、作家等によるアンソロジー。途上国の少女たちの問題を訴え世界に知らしめる役割を担った本書。だけでなく、充分読ませる魅力あふれる作品群でした。特に作家の受けたショックと怒りが生のままぶつけられたルポルタージュ『チェンジ』には胸を打たれた。それに応えた、ウガンダのプラン事務所長からの『返答』もすばらしい。国際NGOプラン『Because I am a Girl』キャンペーン。

2015/01/10

いろんな作家の視点から日本では想像できない発展途上国の女の子の話を展開。心が重くなる。が、そんな現状を知ることが第一歩だと思う。知ることができるきっかけとなる本。

2014/11/04

女性に投資するということは、貧困の連鎖を断ち切ることにつながるのです…
冒頭の角田光代の解説がすばらしい。

2014/09/09

2014.8.6読み終わり。世界には本当にいろいろなところがあり、いろいろな価値観が存在する。心から、自分のいるところの小さい世界に目を向けるだけではいけないと、こころから感じさせられる内容でした。