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イノベーションを実行する の商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2019/02/09

◆イノベーション=アイデア+リーダー+チーム+プラン、中間レベルの組織とプランニングについても考慮する必要がある。 ◆深く関与するエグゼクティブなしには、ほとんどのイノベーション・イニシアチブは成功しない。 ◆イノベーション・イニシアチブの組織は「共通スタッフ」⇔「共同事業」⇔「...

◆イノベーション=アイデア+リーダー+チーム+プラン、中間レベルの組織とプランニングについても考慮する必要がある。 ◆深く関与するエグゼクティブなしには、ほとんどのイノベーション・イニシアチブは成功しない。 ◆イノベーション・イニシアチブの組織は「共通スタッフ」⇔「共同事業」⇔「専任チーム」の関係によって構成される。このうち、共通スタッフと共同事業スタッフはパフォーマンス・エンジンに所属している。 ◆「今日の仕事を任されているグループに、同時に明日の仕事をさせようとしても無理だ。緊急性の方が重要性より常に優先されるから」 ◆イノベーション専任チームには外部と内部の人間の両方が必要である→パフォーマンス・エンジンとの円滑な共同作業のために ◆イノベーションが成功するためには、短期的なニーズより長期的なニーズを優先するという決断を繰り返し実行する必要がある ◆イノベーション・イニシアチブにおいては、基本的にプランは間違っているかもしれないと考える ◆イノベーションの計画の価値は、その後の学習の目安として役立つことにある。正確性が必ずしも最重要ではない。 ◆イノベーションにおいては、結果・行動・学習の切り口でコミットを設ける

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2015/11/19

大企業において イノベーションを実行する為には イノベーション専業チームを作るべきであり、そのチームは継続事業チームと連携する必要がある 短期的な利益貢献が出来ないイノベーション専業チームは周りの理解と、特に取締役のサポートが必要

Posted byブクログ

2015/01/03

『イノベーションを実行する―挑戦的アイデアを実現するマネジメント』読了 ★4つ(5点満点) http://www.amazon.co.jp/dp/475712287X/ ビジャイ・ゴビンダラジャンの著書。 相変わらず読みにくい名前。みなさん、3回連続で発音できるかやってみてくだ...

『イノベーションを実行する―挑戦的アイデアを実現するマネジメント』読了 ★4つ(5点満点) http://www.amazon.co.jp/dp/475712287X/ ビジャイ・ゴビンダラジャンの著書。 相変わらず読みにくい名前。みなさん、3回連続で発音できるかやってみてください。(^^) 既存の大企業における新規事業をはじめとするイノベーションを起こす実行方法について書かれた本。 ベンチャー起業とひと味ちがう大企業ならではの難しさと回避方法について書いてある。 専任組織をどう作るか、専任組織と既存組織のあるべき関係について具体的に述べられています。 イノベーションチームの目的が、(結果ではなく)実験・学習であるのは、「リーンスタートアップ」に通じるものがありますね。 大企業での新規事業に関わる人は必読か? この本の難点は、大企業またはすでに確立された事業がある中堅企業を想定しているのでベンチャーとかには役に立ちにくいこと。 イノベーションの「実行」が大変とのことで(まあ、確かにそうだんだけど)、「すでにいいアイデアがある」ことが前提になっていることか。 読む人を選ぶ本かもしれません。

Posted byブクログ

2013/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

企業でイノベーションを事業化するには、既存事業に最適化されている組織・仕組み・文化とどのように折り合いを付けつつ、スタートアップに対する強みを活かしていくか、ということが成否の大半を握っている、というのが本書の主張であり、これを組織作りと実行プロセス(特に試行錯誤からの学び)の2点から掘り下げています。ベストセラー「戦略的イノベーション」の著者です(そちらも未読だ...)。 (ポイント) 企業の既存事業は、それを安定的に回すことに最適化されている(本書では「パフォーマンスエンジン」と呼ぶ)。そこでは、過去の実績に基づいて未来を正確に予測し、それを実現するために最適な運営を行うことに最大のモチベーションが置かれている。既存事業の組織体系・プロセス・評価体系など様々なルール・仕組みは既存事業に最適化されているので、イノベーションを実現しようとするグループを阻害することが多い。企業でイノベーションを行おうとすると、既存事業の仕組みに足を引っ張られて失敗することや、逆に既存事業に対して「反逆」して孤立し、企業の中にいることの利点を活かせないことが多い。逆に、独自性が必要な要素と、共通に行うことに旨みがある要素を明らかにして計画する必要がある。 実施においては「規律ある実験」が重要。既存事業は業績を評価するが、イノベーションでは実験からの学びで評価すべき。しかし実験からの学習をプロセス化して実現することは難しいので、意識して取り組まなければならない。基本的には定性的な仮説の記録とブレイクダウンと、結果からの客観的な解釈と議論。

Posted byブクログ

2013/05/06

ダートマス大の教授の方の本。イノベーション・イニシアチブとパフォーマンス・エンジン、専任チームと共通スタッフ。分業・チーム作成・マネジメント。

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2013/05/06

イノベーションを実行していくことは、登頂後無事に山を降りてくるような困難さを伴う。既存の継続事業(パフォーマンス・エンジン)との共存しつつ、イノベーションを実行するためのチームづくり、学習・評価プロセスについての処方箋が記されている。頭でわかっても、その通り実行するにはかなりの勇...

イノベーションを実行していくことは、登頂後無事に山を降りてくるような困難さを伴う。既存の継続事業(パフォーマンス・エンジン)との共存しつつ、イノベーションを実行するためのチームづくり、学習・評価プロセスについての処方箋が記されている。頭でわかっても、その通り実行するにはかなりの勇気は必要そうだ。

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2013/03/02

訳者との相性で、今ひとつ乗り切れないので★2つ。でも書いてあることは今までのイノベーション概論とは異なり、実行に移すための手法を具体的に書いていると「思われる」ため期待をこめて+★ひとつ。 イノベーションを起こす(創る)ためには ・従来とは異なる組織にすること ・既存の事業と全...

訳者との相性で、今ひとつ乗り切れないので★2つ。でも書いてあることは今までのイノベーション概論とは異なり、実行に移すための手法を具体的に書いていると「思われる」ため期待をこめて+★ひとつ。 イノベーションを起こす(創る)ためには ・従来とは異なる組織にすること ・既存の事業と全く分けるわけではなく、協業体制が重要 ・計画の見直しは既存事業よりも短時間に。 ・イノベーションチームの評価手法 等、具体的に書こうと努力されているが、いかんせん外国人の本にありがち or 訳者の力不足か、表層的で平面的な文章で頭に入ってこない。頭に入れようと努力するも文字面を追うだけで終わってしまう。当方の読解力の限界かもしれないが。 後半は項目だけを読むだけで終えてしまったが、それだけでも著者の言いたいとこは十分理解できる。逆に言えば、1/10の分量でも伝えられる。具体例が仇になっているのか、蛇足が多いのか。

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2012/12/08

既存企業は、どのようにして新規事業を成功させるかという具体的な手法の本。イノベーションの実践のための本ともいえる。 今までよく語られているイノベーションの定義(誤解?)は、一番シンプルなもので、イノベーション=アイデア(ビッグアイデア)、であるとしたもので、っそしてイノベーション...

既存企業は、どのようにして新規事業を成功させるかという具体的な手法の本。イノベーションの実践のための本ともいえる。 今までよく語られているイノベーションの定義(誤解?)は、一番シンプルなもので、イノベーション=アイデア(ビッグアイデア)、であるとしたもので、っそしてイノベーション=アイデア+実行→イノベーション=アイデア+プロセス→イノベーション=アイデア(複数)+リーダー(複数)という、製品イノベーションや改善的なイノベーションでは通用するが、今、求められているのは、  イノベーション=アイデア+リーダー+チーム+プラン とする。 そして、チームという組織論と、プランという不確実性の中での、評価方法や進捗管理の仕方を提示する。  イノベーション・イニシアチブ(取組・プロジェクト)のチーム=専任チーム+パフォーマンス・エンジンチーム(既存事業での業務との兼務チーム)として、そのチームの運営方法や、仮説としてのプランの評価や組織としての学習プロセスに関して、解説している。  イノベーションという一種、掴みにくく、誤解の多い概念の実践方法の一つを、研究成果としてまとめていながらも、ビジネスパーソンが読んでも納得のいく内容。  素晴らしい本ですよ。

Posted byブクログ