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デシタルネイティブの時代 の商品レビュー

3.3

14件のお客様レビュー

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2017/07/27

2017年読了しました。出版されてからもう5年経ったのか?まだ5年なのか?ずいぶん環境が変わっているのが実感。 5年前は、インスタとラインの話しがほとんど出て来ない。いつ頃から変わっていったのかな?

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2015/12/07

ネットに接することが遅い順に第1世代から第4世代のデジタルネイティブの世代まで世代分けし、それぞれの使い方を綴った一冊。 2012年著なので、それから3年経ち状況が若干代わっている部分もあるものの、世代ごとにネットの使い方が違うことを実感し、勉強になった。

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2015/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文化人類学と言う古典的な分野の方法論と思考過程を援用し、現代社会が作り出したサイバースペースを文化人類的な一つの地域として扱い、アプローチするというのが非常に興味深い。それにより、我々を取り巻く「コミュニケーション生態系」の性質を追求し、文化人類学で言うところの「厚い記述」を我々の生きる現代社会について行うことで、日々接する社会のコミュニケーション的な諸性質を多く明らかにしていた。もちろんそれは一面的な社会の見方でしかないという面は否めないが、十分に新規性があり本質も突く議論が展開されていたと思う。

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2014/11/11

途中,質的調査,量的調査といった統計の知識に関する説明が出てきて,少し本質とはずれている違和感(実際は分析の背景として必要だったのだろうが)があり,読むのを止めようかと思ったが,それ以外のデータについては,非常に正確で精緻なもので,その分析も非常に参考となる. デジタルネイティ...

途中,質的調査,量的調査といった統計の知識に関する説明が出てきて,少し本質とはずれている違和感(実際は分析の背景として必要だったのだろうが)があり,読むのを止めようかと思ったが,それ以外のデータについては,非常に正確で精緻なもので,その分析も非常に参考となる. デジタルネイティブという切り口で,日本の情報化(特にマス利用者の動向)の変化が時系列で捉えられる.

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2014/10/25

本書の副題でもある「なぜメールをせずにつぶやくのか」という問いに対しての答えよりも、問いを導く手法がとても参考になります。コンパクトながら重い内容のれっきとした学術書ですね。メディア論でインターネット・コミュニケーションとかに興味ある人または学生の方は一読するとよいと思います。

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2014/01/02

メタファとしてのオンラインコミュニケーション空間における生態系の変容と形成過程を解説している良書。情報ネットワークを介した対人関係や集団形成など社会的主体と主体間の関係性をエゴや空気、テンション、流動性、不確実性の回避といった人間的要素を用いて世代ごとに特徴づけらています。自身の...

メタファとしてのオンラインコミュニケーション空間における生態系の変容と形成過程を解説している良書。情報ネットワークを介した対人関係や集団形成など社会的主体と主体間の関係性をエゴや空気、テンション、流動性、不確実性の回避といった人間的要素を用いて世代ごとに特徴づけらています。自身のオンライン社会における人間的活動を見直す良いきっかけを得られる一冊です。

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2013/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 本書は、1980年代以降に生まれた人たちへの調査に基づいて、彼らがどのようにコミュニケーションを行っているのか、特にオンラインのコミュニケーションとどのように向き合っているのかを丹念に描き出そうと試みている。  オンラインのコミュニケーションでは、「空気」や「テンション」の共有、また、サイバースペースへの強い不信感(ネット上に実名やプライベートな情報を出したくない)といったことが重要な要素となる。たとえば、ケータイのメールやミクシィの日記は、本来自分の都合に合わせて読み書きができるもののはずであり、読み手にとっても自由な時間に読んでもらえるようなもののはずである。しかし、「早く返信をしないと相手に心配されるのではないか」、「足跡を残さないと相手と距離を取っていると思われるのではないか」といったような、ある種の「空気」を読む圧力を、意識的あるいは無意識的に作り出しているために、かえって自由さが奪われているといったことが起こりうる。特に思春期は、身近な人からの影響を受けやすい時期なので、人間関係を築くときにはちょっとしたことに非常に敏感になりやすく、そうした相手への敏感さが「空気」を絶えず生み出していると言えるかもしれない。  オンラインのコミュニケーションについて関心がある人ならば、この本はかなり面白く読めるだろう。あるいは、コミュニケーションについての調査法に関心がある人にとっても、いろいろ示唆が得られるかと思う。方法論に関する記述が本書の半分ほどを占めているため、方法論に関心のない人にとっては退屈に感じられるかもしれない。だが、ある調査を行う上でどのような方法を採用するのか、どのようにして採用したのかを見ることは、考察の根拠となる重要な部分であるため、私自身は興味深く読むことができた。

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2013/04/06

鼻炎がひどいときに読んだからかもしれないけれども、難しかった。 それほどデジタルネイティブが関係あるようには思わなかったし。 ところで、1988年2月にうまれた自分は第二世代なのだろうか第三世代なのだろうか

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2013/03/27

図書館の新着コーナーに並べられた瞬間にちょうど立ち会ってしまい借りた。 日本でもインターネット・携帯ネットワークの普及に伴いデジタルネイティブを4世代に分けて、それぞれの利用方法や頻度、オンライン・オフラインコミュニティに対する考察がおもしろい。私は第二世代。 mixi・Twit...

図書館の新着コーナーに並べられた瞬間にちょうど立ち会ってしまい借りた。 日本でもインターネット・携帯ネットワークの普及に伴いデジタルネイティブを4世代に分けて、それぞれの利用方法や頻度、オンライン・オフラインコミュニティに対する考察がおもしろい。私は第二世代。 mixi・Twitter・Facebookについても、なるほど~と思った。

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2013/03/20

新書だしゆるく読んでもわかるだろうと思ったら痛い目を見まして。 文化人類学におけるしっかりとした調査結果の学術本でした。 第2章で、デジタルネイティブはいまのところ第4世代まで分かれているそう。 われわれ1987年世代は第2世代。 しかし実感的には1988〜90年の第3世代に近...

新書だしゆるく読んでもわかるだろうと思ったら痛い目を見まして。 文化人類学におけるしっかりとした調査結果の学術本でした。 第2章で、デジタルネイティブはいまのところ第4世代まで分かれているそう。 われわれ1987年世代は第2世代。 しかし実感的には1988〜90年の第3世代に近いんじゃないかなー。 ダイヤルアップは知ってるけど、 高校から情報の授業受けてるし既にパケホだったし。 リアルや前略はとくにやらなかったけど、クラスの携帯HPなら作ったし。だめかな。だめか。笑 組み替えられていく技術、サービスに、ある世代が、ライフスタイルのどの段階で出会うかで、それぞれの世代の特徴が生じる。(p.139) あとの細かいところはまだあんまり読めてないのが実情。 p.129〜「オンラインの自律性」では、気になってたことが調査で実証されてたので満足でした。このまま研究を続けてほしいです。

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