バカを治す の商品レビュー
おんなじ意見!というのも多々あるのだけれど、やはりこの著者は好きになれない。 こういう書き方をすれば、こういう人に受ける、ということをしっかり計算しているのがこすい。 哲学者ってのは、こういう人物なのか。
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自分の知らない事について判断を下すことの問題点。 ペンディングすることの有益性。 物知顔でレビューするのは止めよう。
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過激な文章だが、的を得ている箇所も多いと感じた。 あと、古典からの引用も多く、勉強になりました。 B層という言葉も初めて知った。 以下、備忘録的に。 ・子供を無知ですが、バカとは言いませんよね。無知とバカは似ているようで違います。それでは、バカとは何か?全うが判断ができない...
過激な文章だが、的を得ている箇所も多いと感じた。 あと、古典からの引用も多く、勉強になりました。 B層という言葉も初めて知った。 以下、備忘録的に。 ・子供を無知ですが、バカとは言いませんよね。無知とバカは似ているようで違います。それでは、バカとは何か?全うが判断ができないことです。 ・きみがだれたおつきあっているか、言ってみよ。そしたら、きみが誰であるかを言ってやる。 ・「もしかしたら自分はバカじゃないか?」と考える。そのことにより、はじめて見えてくるものもあります。 ・審美眼を持つ人間、真贋を見極める能力を持つ人間が認めたものが「一流」ということになります。ゲーテは「芸術は血統である」と言います。 ・地域共同体が崩壊してしまった中で、いったい国とは何かを問われると、仕様がないから国土だといい、その国土を外敵から守るのが防衛だ、と答える。 しかし、その国土というのは、単なる地面であって、これは日本がたとえ共産政権になったとしても、なんの変わりもない。(「栄誉の絆でつなげ菊と刀」(三島由紀夫)) ・それでは、何を守るのか?三島は、「日本というものの特質で、それを失えば、日本が日本でなくなるというもの」であるという。 ・「人権を守れ」とか言いながら、「自衛隊を廃止しろ」などと言っている連中は、オウム真理教の信者とそう変わりません。 ・言論の自由の名のもとに、人々が自分の未熟な、ばからしい言論を大声で主張する世の中は、自分の言論に対する慎み深さというものが忘れられた世の中である。(「若きサムライのための精神講話」三島由紀夫) ・女性の解放なるものは、(中略)もっとも女性的な本能がますます衰弱し鈍麻してきたことの顕著な症候としてあらわれたものなのだ。(「善悪の彼岸」ニーチェ) ・他人の目的のために自分のつとめを捨ててはならない。自分の目的を知り、自分のつとめに専念せよ・(「法句経」) ・お互いの役割を尊重すること お互いの仕事を尊重すること お互いの人格を尊重すること 知らないことに口を出さないこと お互いの領域を守ること 判断できない人間を思いやりを持って扱うこと そして、判断できる人間は、社会に対する貢献を惜しまないこと。
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マタイ5:22には他人を「ばか者」と呼ぶものがゲヘナに落とされると戒められているが、本書の評価のために以下「バカ」という言葉を多用する(^^;) 題名が面白く、帯には「バカにつける薬ができました」と書いてあったので勇んで(?)購入。結論から言えば、バカの定義が「まっとうな考え方...
マタイ5:22には他人を「ばか者」と呼ぶものがゲヘナに落とされると戒められているが、本書の評価のために以下「バカ」という言葉を多用する(^^;) 題名が面白く、帯には「バカにつける薬ができました」と書いてあったので勇んで(?)購入。結論から言えば、バカの定義が「まっとうな考え方ができない人」としているものの、著者の意見を受け入れない人は皆馬鹿、と言いたいようだった。そしてバカは社会構造的なものなので常にいるとし、バカを避けよ、バカを暴発させるな、と提唱している。 しかしながらその論理展開はゲーテや西洋の思想家を引き合いに出し、それらの人々には〇〇が”常識”だった、と言う。つまり常識なので権威がそう言ったら考えずにそう思え、ということのようだ。バカかと思った(爆) またバカがホイホイ自分の意見を発言する風潮をよく思っていないらしく、原発問題で意見をしている有名人をこき下ろしていた。自分は原発問題は”分からない”とのこと(再び爆) 民主主義についても否定的で、なるほどと思えることもあったが、代替えとして何を提唱しているのかよくわからない。ワイマール憲法下からヒットラーが出てきた時のような理論を展開していると思わされた。ちょっと危ないと思った。 著者の言うようにその手の人々を避けるべきなので、本書も読まない方が良いように思う(爆)
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橋下徹 ジャリタレ B層 塩谷瞬 富永愛 菅直人 カイワレ 民主主義 ルソー マゾ 鬼畜の極み 知的障害者はらます A層 小泉純一郎 小沢一郎 鳩山由紀夫 三島由紀夫 伝統文芸の破壊 恥じらい 三権分立 大飯原発 活断層 Amazonのレヴュー 「デマゴギー」1 政治的な目的で、...
橋下徹 ジャリタレ B層 塩谷瞬 富永愛 菅直人 カイワレ 民主主義 ルソー マゾ 鬼畜の極み 知的障害者はらます A層 小泉純一郎 小沢一郎 鳩山由紀夫 三島由紀夫 伝統文芸の破壊 恥じらい 三権分立 大飯原発 活断層 Amazonのレヴュー 「デマゴギー」1 政治的な目的で、意図的に流す扇動的かつ虚偽の情報。2 事実に反するうわさ。流言飛語。「人を中傷する―を飛ばす」 骨盤 細野晴臣 坂本龍一 素朴な人 部活動 アンパンマン ほどほどの正義 自分の中にある「バカ」を一つひとつ破壊していくこと。それにより、はじめてヒトという動物は人間になるのです
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さらっと読めました。 この本を読む前は、橋下さんのこと応援していたのですが、読み終えた後では、ちょっと待てよと思うようになりました。(バカが治った?) ゲーテが気になります。
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こういう本を読んでしまうところでバカかもなと思いつつも、著者の独断によるバカからの脱し方は、まあわからんでもない、という感じ。 要約すれば、バカがやることはやらない、バカと反対のことをやればよいのだと。 この本に対して偉そうに批判すればおそらくバカ、理解できないと放り出せばバカ。...
こういう本を読んでしまうところでバカかもなと思いつつも、著者の独断によるバカからの脱し方は、まあわからんでもない、という感じ。 要約すれば、バカがやることはやらない、バカと反対のことをやればよいのだと。 この本に対して偉そうに批判すればおそらくバカ、理解できないと放り出せばバカ。バカをやめるのは簡単じゃない。バカでいい、と思う時と、治したい、と思う時があります。 「 新しい視点が入っている本はたいてい価値がない」とあって、おおそうかと感動した。 なぜか、赤塚不二夫さんの「大先生を読む」を思い出さずにはいられない本です。
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とつげき東北氏のTwitterでの猛プッシュにより購入。 タイトル的には幻冬舎新書から出てもおかしくなさそうだが、本書はフォレスト2545新書。 他の新書(まさに幻冬舎新書等の多くはそういう印象だが)と違い、引用文献を明らかにすることに、信頼を覚える。 そして引用されているの...
とつげき東北氏のTwitterでの猛プッシュにより購入。 タイトル的には幻冬舎新書から出てもおかしくなさそうだが、本書はフォレスト2545新書。 他の新書(まさに幻冬舎新書等の多くはそういう印象だが)と違い、引用文献を明らかにすることに、信頼を覚える。 そして引用されているのは、ゲーテやニーチェ。 これらの名前を聞いたことのない人は居ないわけで(バカは知らないかも知れないが)、その重みは読んでいてずっしりと感じる。 ここまで知識のある人が書いた、「バカ」に関する本は、他には無いのでは。 個人的に一番気になったのは、ニーチェが「女尊男卑」の考えであったというところ。 女性の方が優れているというのだ。 生物としての女性の能力、即ち、子供を産み、育て、守る、これらの能力が、男性より上回っている。 更に、男性の論理の世界に口を出すということが、レベルダウンだと。 この考えは目からうろこであった。
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新書とか評論本って今まで興味なかったし敬遠してたけど、これは面白かった。自分を見直していこうと思った。
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