異次元世界の扉 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とにかくすべてがものすごい駆け足で進むジェットコー スタームービーのような小説。どこかに大きな穴がある わけではなく、とにかく気楽に読み進めていける本では ある。だが、どうも引っかかる部分が無いのは情動の 部分が置き去りにされているからだろうか。次から次 へと舞台が変わるのにつれて主人公以外の登場人物も ぐるぐると変わっていく。その各個に対してきちんと 処理をしてないので、どうも宙ぶらりんでほったらかし にされた気持ちになってしまうのだ。特に大いに支えに なってくれた狼の最後はどうも気に入らない。もう少し 何とかなったのではないかと思ってしまうなぁ。 異世界に赴くヒロイック・ファンタジーではなく、覚醒 した超能力者同士の戦いの部分にフォーカスすべき筋 立てだろうと思う。クワナールを旅するのはマックスで ある必要があったのか、ということだな。
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まるでアメコミを読んでいる感じかなぁ。 (残念ながら未読ですが、スピード感が) ある日突然スーパーマンになり 陰謀によりスーパーマンでなくなります。 それは異世界ゆえ。 でも能力がないはずなのに なぜか強いのは突っ込まないでおきましょう。 愛するものの前に邁進していくマックス...
まるでアメコミを読んでいる感じかなぁ。 (残念ながら未読ですが、スピード感が) ある日突然スーパーマンになり 陰謀によりスーパーマンでなくなります。 それは異世界ゆえ。 でも能力がないはずなのに なぜか強いのは突っ込まないでおきましょう。 愛するものの前に邁進していくマックス。 やがて彼にも変化が訪れるのです。 そう、再び力を手にするから… 一度読んだら最後、 最後まで読みたくなる作品でした。
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