学校へ行く意味・休む意味 の商品レビュー
ざっと飛ばし読み。小学生の親をしているとつい学校の存在を大きく感じすぎて、無意識に学校での生活を無難に過ごさせることを優先してしまう。だからたまにはこういう本も読んでよかった。
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教育だけでなく日本社会の戦前・戦後の歴史全般をひも解きながら不登校増加の背景について解説している。いささか冗長の感は否めないが、その道で仕事をしたいと考えている人には一読をお勧めしたい。
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不登校について、偏りのない視点から述べられていて、参考になる。 なぜ学校に行くのか?それは勉強のためなどではなく、他者のなかに入ってはじめて「自分」を見出せるため。というのは、腑に落ちる回答だった。
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サブタイトルにある通り、不登校に関する本。「第一世代の不登校」は、一見何の心配もなさそうな子が学校にいけないという、いわば"不可解な不登校"であったが、じょじょに様々なタイプが生まれ対象が広がってきた。また情短施設は社会的ニーズを受けて対象が低年齢層から中学生...
サブタイトルにある通り、不登校に関する本。「第一世代の不登校」は、一見何の心配もなさそうな子が学校にいけないという、いわば"不可解な不登校"であったが、じょじょに様々なタイプが生まれ対象が広がってきた。また情短施設は社会的ニーズを受けて対象が低年齢層から中学生以上に広がり、戸塚ヨットスクール事件を機に文部省がそれを追認するようになった、など不登校という概念の歴史的・社会的背景が読みやすく書かれていて、この問題を理解するのに役に立つ。 ただ、あまりに冗舌すぎて、嫌になることも。不登校を社会的な文脈に位置づけようとするのはわかるけれど、さすがに教育勅語や東西冷戦など、全くとは言わないまでもほとんど関係ないことについて記述が多すぎ。あと驚きべきことに、グラフなどがいくつかあるのに、そのデータの引用元が明記されていない(たとえばP.140の長欠率の推移)。これはマナー違反であるので、反省と改善を望みたい。
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生きるとは、共同的な関わりを結び合い、みんなと世界を分かち合うこと。労働とは、生きる糧を得ることと、世界を分かち合いともに生きることが一つになった、生のいとなみ。働くことと生きることは、表裏一体。 学校は知識をともに分かち合う共同感覚を根付かせ、自分を知るところ。 one of ...
生きるとは、共同的な関わりを結び合い、みんなと世界を分かち合うこと。労働とは、生きる糧を得ることと、世界を分かち合いともに生きることが一つになった、生のいとなみ。働くことと生きることは、表裏一体。 学校は知識をともに分かち合う共同感覚を根付かせ、自分を知るところ。 one of them only oneでは得られない。
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