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わたしの蜻蛉日記 の商品レビュー

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2020/08/04
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蜉蝣日記の作者・道綱の母はなぜ蜉蝣日記を書いたのか。 高すぎるプライド故に、亭主・兼家の女癖の悪さが許せず、乾くことのない愛欲に悩まされる。 そんな彼女の作品を通して、女の愛について読み解いていく。 道綱の母が兼家への不満を書けば書くほど、兼家がかっこ良く見えるパラドックスに気づかされます。 兼家にふりまわされ、愛に悶えて、自分は一体何なんだろうか?と煩悶する気持ちが痛いくらいに伝わります。 現代も変わらない人間の情愛について語られる、瀬戸内寂聴さんの筆遣いが素敵です。

Posted byブクログ

2023/01/03

2019年4月14日、読み始め。 41頁まで読んで、返却。 2021年5月29日、追記。 著者の誕生日は5月15日ですが、今回の誕生日で99歳になられたとのこと。 以下、ウィキペディアより、コピペ。 瀬戸内 寂聴(せとうち じゃくちょう、1922年〈大正11年〉5月15...

2019年4月14日、読み始め。 41頁まで読んで、返却。 2021年5月29日、追記。 著者の誕生日は5月15日ですが、今回の誕生日で99歳になられたとのこと。 以下、ウィキペディアより、コピペ。 瀬戸内 寂聴(せとうち じゃくちょう、1922年〈大正11年〉5月15日 - )は、日本の小説家、天台宗の尼僧。俗名晴美。京都府在住。 僧位は権大僧正。1997年文化功労者、2006年文化勲章。学歴は徳島県立高等女学校(現:徳島県立城東高等学校)、東京女子大学国語専攻部卒業。学位は文学士(東京女子大学)。元天台寺住職、現名誉住職。比叡山延暦寺禅光坊住職。元敦賀短期大学学長。徳島市名誉市民。京都市名誉市民。代表作には『夏の終り』や『花に問え』『場所』など多数。1988年以降には『源氏物語』に関連する著作が多い。これまで新潮同人雑誌賞を皮切りに、女流文学賞、谷崎潤一郎賞、野間文芸賞などを受賞している。 2021年11月11日、追記。 11月9日、心不全のため京都市内の病院で亡くなったとのこと。 99歳の大往生でした。 ●2023年1月3日、追記。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 恋に破れ、女が心に鬼を宿す日記を読み解く 『源氏物語』はじめ多くの文学に影響を与えた名作『蜻蛉日記』。愛とプライドに追い詰められていく藤原道綱の母の半生記を通じて、女の業や生き方を分析しつつ、現代語訳に挑む。(解説/俵万智) ---引用終了

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