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プレミアリーグの戦術と戦略 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2016/07/06

リーグ及びクラブチームがいかに繁栄してきたか、という意味での戦術と戦略であり、フットボール的な戦術論としての内容は薄いものとなっている。 プレミアリーグの歴史や仕組みについて知識を得ることができる1冊と言えると思う。 監督へのフォーカスとしてはサーアレックス、ヴェンゲル、モウリー...

リーグ及びクラブチームがいかに繁栄してきたか、という意味での戦術と戦略であり、フットボール的な戦術論としての内容は薄いものとなっている。 プレミアリーグの歴史や仕組みについて知識を得ることができる1冊と言えると思う。 監督へのフォーカスとしてはサーアレックス、ヴェンゲル、モウリーニョなどについて割かれた紙面が多めである。

Posted byブクログ

2013/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アレックス・モンゴメリーというスコットランド人記者によるプレミアリーグのお話。親日家であることやプレミアで日本人が活躍し始めていることが契機になって出版になったようだ。 僕もフットボール本を読む事は多いが、現地のプロの翻訳本は非常に示唆に富む事が多い。本書もそうだった。 とかく自身の経験を踏まえたアレックス・ファーガソン(アレックスVSアレックスとか言ってたw)などは興味深かった。 また、体験談だけでなく、現代の戦術とプレミアと日本人のフィットにおける考察は非常に参考になったし、ビジネス上における概説も良かった。プレミアリーグと国内の育成のジレンマの視点は日本も今後出てくるのではないか。 リーグとしての魅力。コンテンツ輸出としてのフットボール。健全経営のドイツの躍進とファイナンシャルフェアプレー。 この辺に興味がある人はぜひ本書を手に取ってもらいたい。きっとよい示唆を得られるだろう。 【目次】 序文にかえて 第1章 プレミアリーグと日本人選手 第2章 プレミアリーグ成功を築いた三つの悲劇 第3章 ファーガソンにみるプレミア監督 第4章 ヴェンゲルがもたらしたもう一つの革命 第5章 戦術から戦略へ ヴェンゲルからモウリーニョへ 第6章 プレミアリーグはバルセロナに“勝てない"のか 第7章 プレミアリーグのスターたち 第8章 プレミアリーグが“買われる"理由 第9章 マンチェスター・シティが欧州を変えた! ? 第10章 香川真司はプレミアリーグで通用するのか 第11章 プレミアリーグの未来 跋文にかえて 日本人に覚えてもらいたいプレミアな名将10人

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2013/04/25

基本的に2000年以降のピッチ外での外国人によるクラブ買収や、チーム戦略を書いてある。また、日本での出版と言う事もあって日本人についても書かれている。近年シティの躍進だったり、今後のプレミアについて書かれていたりするので、最近見始めたと言う人にとっては良いかもしれない。ただ、サン...

基本的に2000年以降のピッチ外での外国人によるクラブ買収や、チーム戦略を書いてある。また、日本での出版と言う事もあって日本人についても書かれている。近年シティの躍進だったり、今後のプレミアについて書かれていたりするので、最近見始めたと言う人にとっては良いかもしれない。ただ、サンの記者だが、過去のヘイゼルの悲劇に付いて自社の過失や警察の隠ぺいを書いてある点でも、理解する上で良い書物だと思う。

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2013/02/01

※自分用メモ 【出会い】 出張の息抜き用に、本屋を眺めていて発見。 観戦やニュースをより楽しむために。 【概要】 プレミアリーグをめぐる歴史、人物、運営、ゲーム、日本人選手など、多様な切り口からの解説。 【感想】 多様な背景と現シーズンとの連関、そして地元民のマインドという...

※自分用メモ 【出会い】 出張の息抜き用に、本屋を眺めていて発見。 観戦やニュースをより楽しむために。 【概要】 プレミアリーグをめぐる歴史、人物、運営、ゲーム、日本人選手など、多様な切り口からの解説。 【感想】 多様な背景と現シーズンとの連関、そして地元民のマインドというのが多少なりとも伝わってきた。 経営や国民性といったフィルターを重ねることで見えてくる側面があっておもしろい。

Posted byブクログ

2013/01/28

副題は「日本人選手活躍の条件」ですが、そんなに語られることはなく、現在のプレミアリーグの状態をわかりやすく解説されている本でした。 お金が集まるのはいいけど、イングランドの若手がなかなか出てこないという問題があるんだなあというのが感想です。 以上、ブログ全文です。 ブログは...

副題は「日本人選手活躍の条件」ですが、そんなに語られることはなく、現在のプレミアリーグの状態をわかりやすく解説されている本でした。 お金が集まるのはいいけど、イングランドの若手がなかなか出てこないという問題があるんだなあというのが感想です。 以上、ブログ全文です。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4388401.html

Posted byブクログ

2012/11/27

日本人選手活躍の条件というより、主にプレミアの歴史(ファーガソン>ヴェンゲル>モウリーニョ)と最近のクラブチーム買収の余波の2点について記載されていた。プレミアリーグはユーロ下落に代表される欧州危機にありながらも利益を確保しているリーグである。というのも放映権料をユーロ圏外世界中...

日本人選手活躍の条件というより、主にプレミアの歴史(ファーガソン>ヴェンゲル>モウリーニョ)と最近のクラブチーム買収の余波の2点について記載されていた。プレミアリーグはユーロ下落に代表される欧州危機にありながらも利益を確保しているリーグである。というのも放映権料をユーロ圏外世界中から集めており、また各チームある程度平等に利益を分配されているからである。しかしながら、著者は富豪によるマンチェスター・シティやチェルシー買収劇に対し危機感を覚えている。元来各国リーグは自国の戦力強化のために運営されている。このように外国から有能な選手をお金で引っ張ることで、ユースチームで育ててきた自国の生え抜きをないがしろにすると自国の強化につながらない。また、富豪が投資を急に打ち切り、すぐに財政悪化に陥ってしまうリスクもある。これに対抗して収入以上に支出した場合にカップ戦の出場を禁じるなどのペナルティが課せられるファイナンシャルフェアプレイ(FFP)がUEFAにより打ち出されている。FFPにより健全なリーグ運営がなされると思われる。もう少し戦術・戦略に特化した内容を期待していたのだが、プレミアの現状と課題について述べられているにとどまっていた気がした。

Posted byブクログ