銀座の秘密 なぜこのクラブのママたちは、超一流であり続けるのか の商品レビュー

白坂亜紀【著】

2021/08/17

魔里―大久保マリ子さん
作家梶山季之と一緒に出した店。45才で早世した時だけがピンチ。
クラブ順子―田村順子さん
Ｓａｌｏｎ　ｄｅ　かじ―梶茂子さん
倶楽部あし田―芦田渚さん
クラブエル―岩波恵子さん
東京・銀座クラブザボン―水口素子さん
クラブ由美―伊藤由美さん；クラブ銀花―高瀬理子さん
ファーストクラブ―佐々木雅子さん
クラブ・グレ―山口さゆりさん

田舎から出てきて、ホステスには向いていないを言われた
タレントをしながら銀座で働くがタレント不向き。ホステスに向いている
昭文社の専務の娘。家族を説得する。
伝説のクラブ、眉出身者。
山口よう子の店の人から、あなたうちで働かない。
不倫で生んだ子供二人を育てた。
etc

2018/10/24

銀座のママで銀座社交料飲協会理事の著者が、著名な銀座のママ10名の言葉をまとめたもの。住む世界が違うのだと思わせられたが、一流の男女が集う街の一端が理解できた。
銀座ママも苦労しながら頑張っており、すごい人たちだと感銘を受けた。

2016/05/01

市立図書館で読みました。
女性が性を売り物をしない銀座のようなお店があるのは日本だけだとか。
そこで何十年もママとして働かれた女性の言葉は重い。
皆さん、それぞれの新年があり、知性を感じます。

2016/03/21

銀座の高級クラブは、お客様に癒しを与えるだけでなく、お客様同士の交流場の提供をするところなのだと分かった。だから高いお金を払ってでも行くのだろう。自分磨きのためにも一度は行ってみたい。

2014/06/22

まー、金言というほどのこともなかった気はするのですが、やはり凄いことは凄い。お年を召した方はそれなりの貫録が、めっちゃありますし、同い年くらいの女性たちも20代から経営者として、ビシッと筋の通った生き方をしてきているわけで・・・そうじゃないとやって来れませんでしょうが・・・カッコいいですね。
そのなかでも、やはり文壇バーというものに興味が惹かれます。別世界なだけに、憧れちゃいますねｗ

2014/02/02

きちんとしたコミュニケーションをとるためには、
自分を理解してもらいたいという感情は抑える。
目の前にいる人が何を望み何を自負し、何を思い煩っているか
理解したうえでその人のために何ができるか？

という言葉に、若いころのわたしは、
そう、自分を理解してほしいということばかりに気をとられていたなあと思いだした。

何にしろ、自分のあり方に自負を持ち、努力して成功している人を見ると、素晴らしいなと素直に思う。
銀座の水商売で成功し続けるということは、大変なことだなあと思う。

”いつの時代も、今の結果がその人の実力。
言い訳は言い訳でしかない。”
なるほど～

2013/07/06

この本を読んだ数日後に、東野圭吾さんの「歪笑小説」を読みました。
バブル時代は、小説家の先生は出版社の接待で、銀座のクラブへ繰り出したのでしょうか？

それはさておき、銀座のクラブは、他とは違う。お客様も一流なら、働いている女性も一流。
一流のホスピタリティを身につけた女性になるよう、店側も働いている女性を磨きあげ、お客様も育ててくれるのが銀座なのでしょう。

古き良き昭和の時代を感じさせる本でした。

2013/06/28

読者対象は誰なのだろうかと思ってしまった…。

銀座によくいく人にとってはイメージわきやすいんだろうけど、知らない人にとってはいろいろと店の名前が出てきてよくわかんない。南無…。

2013/03/04

銀座のクラブも人材育成が大事らしい。
一流の男は粋で、明るくて、スマート。
人を引き付ける魅力がある。そういう人が大成するらしい。
作家や編集者が集う文壇バーは、古き良き時代の銀座の象徴

2013/03/20

だいたいみんないう事は同じ。
でもバブル期と現在じゃ、銀座の在り方も
ずいぶん変わったでしょう。
普通の人がみんな綺麗になって、
銀座は特別な場所ではなくなった。
お金を持っている人は散財するより貯め込んで
粋な遊びの出来る人も希少でしょう。
「あの頃は派手だった」という話は古典になり、
今のママが現役の内にまたそんな時代が巡るのかどうか。
消費のトレンドは移っています。

不況しか知らない若者は野心がないと、
銀座のママたちも言っています。
目標にするようなサクセスストーリーがないんでしょうね。
保身を望み、無茶はしない。
なるべくリスクは負いたくない。

ステイタスというものも、なくなっているような気がします。
銀座のママたちの成功から学ぶものもあまりないような
気がします。