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わたしは虚夢を月に聴く の商品レビュー

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2013/07/19

何か、おかしいと謎を追究する感じから、思い出せない人を探すと言うことから、展開して、徐々に仮想空間が開けてきて、自分一人が、異星人から攻撃された基地に残っていることがわかった来る。この何となく、けだるく、敗北感が漂う、何とも言えない感じがいいです。これが、アメリカの同様な状況だと...

何か、おかしいと謎を追究する感じから、思い出せない人を探すと言うことから、展開して、徐々に仮想空間が開けてきて、自分一人が、異星人から攻撃された基地に残っていることがわかった来る。この何となく、けだるく、敗北感が漂う、何とも言えない感じがいいです。これが、アメリカの同様な状況だとレジスタンスを起こして、反撃していくと言うことなのだろうが、敗北感に浸りながら、何となく、物語が進んでいくというのが、こちらの方がリアルなのか、あるいは、日本は、一度、アメリカに敗北した経験があるので、このような小説がかけるのか、よくわからないが、でも、面白かった。

Posted byブクログ

2013/02/14

探偵の荘矢夏美が受けた、依頼人自身が“その人の名前も姿もほとんど思い出せない——”という奇妙な“人探し”。正体不明の「誰か」を探すうち、夏美は今いる世界の真実に目醒めていく……。月を跳ねるウサギ型のロボット。人智を超えた“敵”。冷凍保存された英雄。「鉄仮面」と呼ばれる超兵器——。...

探偵の荘矢夏美が受けた、依頼人自身が“その人の名前も姿もほとんど思い出せない——”という奇妙な“人探し”。正体不明の「誰か」を探すうち、夏美は今いる世界の真実に目醒めていく……。月を跳ねるウサギ型のロボット。人智を超えた“敵”。冷凍保存された英雄。「鉄仮面」と呼ばれる超兵器——。嘘のような現実が月にあり、現実のような嘘が地球にある。これは、虚ろな夢の物語。上遠野浩平が描く青春SFの金字塔、“ナイトウォッチ”シリーズ第二弾。

Posted byブクログ