新・中小企業診断士の実像 の商品レビュー
本書は、経営コンサルティングについての唯一の国家資格である中小企業診断士について解説されたものである。 診断士について書かれた本は多く発刊されているものの、中小企業診断士という資格の生かし方、これから目指そうとする方にとっての意義や活用法といった事柄について適切に書かれた本はあ...
本書は、経営コンサルティングについての唯一の国家資格である中小企業診断士について解説されたものである。 診断士について書かれた本は多く発刊されているものの、中小企業診断士という資格の生かし方、これから目指そうとする方にとっての意義や活用法といった事柄について適切に書かれた本はあまりない。 必ずしも独立開業だけを目指すのではない一般の人にとっての資格の活かし方、資格を目指す意味等について以下の4章にわたり紹介している。 ①中小企業診断士とは? ②診断士資格の活用 ③企業内診断士としての活躍 ④プロ診断士の資格活用 資格をとってどう生かすかを迷っている有資格者は多い。それはどの資格をとってでもそうである。 目的を持っての資格取得が原則であるも、出来ること、やらなければいけないこと、やりたいことは微妙に当初とは異なりその埋め合わせをするのには時間もかかる。 本書は実際にそれを使ってどのようにしているかを俯瞰的に示すと共に具体例の紹介迄行っている。 全てが合致するものではないものの参考になった。
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前作2009年出版の「中小企業診断士の実像」から2012年になっての本著。より現在の実情に近い情報を得るならこちら。後半部分にはプロ診断士のインタビューがあり、自分が診断士になったら…とイメージを膨らましやすくなっていると思います。ただ本当に活躍したいと思うなら、彼らの真似をする...
前作2009年出版の「中小企業診断士の実像」から2012年になっての本著。より現在の実情に近い情報を得るならこちら。後半部分にはプロ診断士のインタビューがあり、自分が診断士になったら…とイメージを膨らましやすくなっていると思います。ただ本当に活躍したいと思うなら、彼らの真似をするのでなく、自分に合った道(専門性や人脈や仕事スタイル)を切り拓いてゆく心意気がないと、上手くやっていけないのかも知れません。
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