ぼくらの中の発達障害 の商品レビュー
序章 「あの人」と僕は本当に違うのだろうか? 第1章 発達障害ってどんなもの? 第2章 社会性の障害とはなんだろうか?ー広汎性発達障害の特徴① 第3章 コミュニケーションの障害とはなんだろうか?ー広汎性発達障害の特徴② 第4章 こだわりとは何だろうか?ー広汎性発達障害の特徴③ 第...
序章 「あの人」と僕は本当に違うのだろうか? 第1章 発達障害ってどんなもの? 第2章 社会性の障害とはなんだろうか?ー広汎性発達障害の特徴① 第3章 コミュニケーションの障害とはなんだろうか?ー広汎性発達障害の特徴② 第4章 こだわりとは何だろうか?ー広汎性発達障害の特徴③ 第5章 「発達障害」を考える 第6章 発達障害を持つ人たちへのアドバイス 第7章 周囲の人たちへのアドバイスー発達障害という文化に敬意を払う 最終章 君も僕も発達障害
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言葉をうまく届けられず、こだわりが強く、ノリが悪いために孤独をかこつあなたへ。発達障害の素地はみんなに共有され、要は濃いか薄いかだけとか。自分と他人の生きづらさを重ねる見方を手にすればすこしだけ楽になれるかも。 九州大学:人間環境学研究院 国際教育環境学 教員 坂元一光
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青木先生の柔らかさと気遣いがふんだんに盛り込まれた、本当に良い一冊。先生の仰っている通り、ぜひご本人たちに読んでいただきたく、私の治療場面でもお勧めしています。
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『ぼくらの中の』と表現しているところに共感が持てる。 目の前にいる人の中に、自分と同じものを見つけた時、その人の眼を少しだけ共有できる。そこから、理解や共感は生まれると、思う。 どちらかが劣るのではなく、違う文化を持つ人であるということにも共感。 以下引用。 めちゃ、共感〜...
『ぼくらの中の』と表現しているところに共感が持てる。 目の前にいる人の中に、自分と同じものを見つけた時、その人の眼を少しだけ共有できる。そこから、理解や共感は生まれると、思う。 どちらかが劣るのではなく、違う文化を持つ人であるということにも共感。 以下引用。 めちゃ、共感〜。 決めつけない、その人の背景に思いを向けるようにと、思う。 『親、教師、専門家のそれぞれが、見た彼の姿を照合したときに、初めて立体的な彼の姿が浮かび上がってくるという発想が求められる。単眼では、距離が分からず、複眼で初めて距離が分かる。』
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
優しい気持ちで読み進められる本でした。 著者が出会った人々とのエピソードと、それにまつわる著者の考え、思いが 読みやすい言葉で、でも、わかりやすく、しっくりとくる言葉で 書かれていました。 発達障害の人、ではなく、その人個人として向き合っていくことについて、 著者の姿勢が伝わってくるし、自分もこうありたいなぁ、と思いました。 当事者向けの章も含め、今の自分にしっくりきたので☆は5つ。
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発達障害を一つの異なった「文化」として捉えることから、硬直した視点を柔らかく解きほぐしてくれる. みんなの中に存在する連続性のある発達障害的特徴=「個性」と捉えるのみではなく、「障害」=「文化」として捉える視点の両方が大事なのだと著者は言う. 「個性」と捉えるのは「連続性の視点...
発達障害を一つの異なった「文化」として捉えることから、硬直した視点を柔らかく解きほぐしてくれる. みんなの中に存在する連続性のある発達障害的特徴=「個性」と捉えるのみではなく、「障害」=「文化」として捉える視点の両方が大事なのだと著者は言う. 「個性」と捉えるのは「連続性の視点」であり、「障害」と捉えるのは「異質性の視点」であるというのも参考になる物の見方である. 同じでもあり違うものでもある、この異なった両者が同時に存在することを認識することは忘れてはいけない. 決して偏らず両方の視点を保つ必要が有ることを学ばせてもらった.この考え方はいろんなことに応用が効くんじゃないかな.
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とても丁寧な本だと思った。解説の平易さ、複眼的な視点、やさしい語り口…。発達障害、自閉症について全く知らなかったので入門書として読んでみたが、内容は「社会性」「コミュニケーション」といった誰しもが頭を悩ませる問題に関わっている。自分の嫌だと思っていた部分を理解してくれる友人に出会...
とても丁寧な本だと思った。解説の平易さ、複眼的な視点、やさしい語り口…。発達障害、自閉症について全く知らなかったので入門書として読んでみたが、内容は「社会性」「コミュニケーション」といった誰しもが頭を悩ませる問題に関わっている。自分の嫌だと思っていた部分を理解してくれる友人に出会ったような嬉しさ、そしてこれまで理解できなかった相手の立場に立って考えはじめるきっかけを与えてくれる良書。
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もしかしたら自分は発達障害なのでは?と思う人も、そうでない人にも読んで貰いたい。人の数だけ性格というものは異なる。あの人はあぁいう性格だから...なんて言えなくなる。この本には発達障害のことは勿論、人と上手く付き合うためのヒントが沢山載っている。
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とてもわかりやすかった。私や、な。に感じるグレーゾーンな性質はやっぱり…。そんな自分たちも悲観しないで暮らしていけると感じさせてくれた。
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発達障害に対するやさしくあたたかい理解。 「人とは」とか、「世の中とは」とか、いうところまで思いを馳せられる良書。 「境界人として生きる」のは、精神科領域の専門職を職業に選んだ人の多くに当てはまる気がした。(いや、当てはまるものであってほしい)。
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