覚醒への旅 瞑想者のガイドブック の商品レビュー
瞑想のガイドブック 具体的なhow toではなく、どちらかと言えば心構えやその神秘性を説いている。 様々な引用文が魅力的であり、 ある種のスピリチュアル本でもある。 近年のビジネスのため(すなわち私利私欲のため)の瞑想は本末転倒であるということが、しみじみと伝わる。 幻覚剤...
瞑想のガイドブック 具体的なhow toではなく、どちらかと言えば心構えやその神秘性を説いている。 様々な引用文が魅力的であり、 ある種のスピリチュアル本でもある。 近年のビジネスのため(すなわち私利私欲のため)の瞑想は本末転倒であるということが、しみじみと伝わる。 幻覚剤と同様、神秘的な体験やわかりやすい効果効能を求めていると本書で目指す心の平穏や覚醒には近づけない。 それはまさに旅や修行と同様なのであり、 果ては円のように現実世界へと帰還し、解放された生を享受するようになる。
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カウンター・カルチャーのカリスマ的存在と言われたラム・ダス(リチャード・アルパート)によって20年以上前に書かれ、当時の若者の瞑想のバイブルとなった。もちろん瞑想のガイドブックとして示唆に富む表現も多いが、覚醒とは何かを巧みな比喩やウィットで説いている部分が、今でもなお新鮮
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