溺れるナイフ(14) の商品レビュー

ジョージ朝倉(著者)

2017/07/18

この巻が1番好きで1番辛かった。本当に本当に好き。いろんなレビュー見たけど、コウちゃんや夏芽あり得ないって言う人の気持ちよくわかる。大友の事を考えたら。でも一回読んだだけじゃわからない事たくさんある気がする。
今までなんだかんだ学校で夏芽の姿を見る事できたし、夏芽もコウちゃんの事気にしてるの分かってたけど、いよいよ学校卒業して会えなくなってコウちゃんは夏芽が大友に気持ち全部持ってかれてるの気付いて焦ったんじゃないかなぁとか、脅迫してでも繋ぎ止めたかったのかなとか色々考えちゃった。でも夏芽は初めてがコウちゃんで良かったと思うけどな。夏芽が家の前で大友を想って泣いてるときに指を舐めるのは独占欲かな。
大友はすごくまっすぐな人だから本当にいいところしかないと思う。だからやっぱり別れるところは泣けた。夏芽の沢山の言い訳からコウかってわかるのもすごいな。でも夏芽は強烈な光を求めてるんだもんね。大友は光ではないと思うもん。夕焼けみたいな色だからね。やっぱりコウちゃんを求めちゃうよ、それは仕方ない。

2013/10/08

太陽の下で大友と戯れるよりも、藍色の海の底でコウと溺れることに惹かれてしまう夏芽。
太陽は眩く、ほの暗い海の底に居心地の良さを感じてしまう...あの事件は夏芽をそんな人間に変容させてしまったみたいです。
幸せになれないな〜。

2023/05/14

なかなか読み進めるのが苦しい巻。どうしてもそっちに行ってしまうのね…！夏芽を止めたいような、止めたくないような。大友といればきっと求めるような幸せを掴めるけど、どこかにいつまでも消えないもやもやが残ってしまうだろうし…コウちゃんといれば互いに傷つけ合うだろうけど、それでもふたりでそのもやもやに立ち向かっていけるような…そしてその先には何があるのか？！さっぱり分かりませんが、とりあえずコウちゃんの「今すぐ来い＼(^o^)／」は最強。

2013/08/25

ちょっときっかけで変わっていってしまう関係。
切ない。
これは誰か幸せになれるのだろうか。
誰と誰がくっついてほしい、とかじゃなくて１人１人が幸せになってほしいな‥。

2013/05/01

1巻からここまで一気に読んでしまった。久々に衝撃が走る漫画を読めた気がして嬉しい。わくわくっていうか興奮してる。早く続きが読みたい。

2013/02/28

最初は読むの辛かったけれど、この巻あたりにきてとてもとても良い。。
えぐられる、でもやらしくない。
素晴らしい少女漫画！

2013/02/24

毎回夏芽ちゃんみるたびに、絶対髪伸ばそうと思ってしまいます。

大友派のわたしとしては１４巻もう、辛い展開。。
最後の
「お前がおもっとるほど俺は大丈夫じゃないけん」
みたいなセリフは「うんうん、うんうん」
と共感してしまいました。

続き気になります。
早く１５巻でてほしい。
でも夏芽ちゃんが大人になっていくの悲しい。

2013/02/06

今までの全てがバッサリと裏切られたような気がするのに、実は１巻からここまでの本質は何も変わっていなかった・・・

2013/01/23

悶絶必至です。
ナツメだって望んでいたことのはず。
でもlovelove全開で結ばれたわけではないので
そこは私としてはスッキリしないのですが・・・・

でも、ああでも強引に進めなければ
ふたりはずっと闇の中。
そしてその闇から抜け出すにも、ふたりでないと。
他のだれかではダメだったんでしょうね。

ナツメが小屋に乗り込んだ時は
「これって暴力マンガ？スプラッター路線だった？」と
一瞬、少女漫画であることを忘れかけましたが(笑)

大友は何も悪くない。
悪いのはナツメを傷つけた、ふたり（コウとナツメ）を闇へ突き落したアイツなのです。

傷ついた人間は、外見上は立ち直ったフリがうまくなるだけで
本質はずっと傷ついたまま。
傷ついてない人には、きっと理解できないことなのだと思います。

だからコウちゃんなんだと思います。

2012/12/21

最近は無かったこの胸をえぐられる感じ。
溺れるナイフを読むと、お腹の中に熱い何かが沸いてくる。今回は目の奥も熱くなった。
いつかはコウちゃんとこうなるんだろうとは思ってたけど、こういう形で戻ってしまうとは・・・
大友がいい奴過ぎて・・・ナツメの葛藤なんかも心情が細かく伝わってきます。丁寧で繊細で痛いです。
大友がいい奴で、かわいそうで・・・色んな衝撃があったけど、それが一番にくる感想かな