死者との対話 の商品レビュー
2013年97冊目。 読んでいて真っ先に思い浮かんだのは、金子みすずの詩、 「見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。」 死者を“見えない実在”として捉えている。 「死者」とは生者による名付けに過ぎず、不可視の世界であくまで「生きている」、池田晶子が言うように「生...
2013年97冊目。 読んでいて真っ先に思い浮かんだのは、金子みすずの詩、 「見えぬけれどもあるんだよ、 見えぬものでもあるんだよ。」 死者を“見えない実在”として捉えている。 「死者」とは生者による名付けに過ぎず、不可視の世界であくまで「生きている」、池田晶子が言うように「生存ではない存在形式において存在する者」であると。 前半は読み入った。 中盤のブックリストは自分にとってはあまりひかれる紹介のされ方はなされていなかった。
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