プリズム☆ハーツ!!(6) の商品レビュー
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◆ただいま、レーティン村、大親友のデイジーちゃんと再会したよ。東の山に“秘密の扉”があるって聞いて、二人で出かけたんだけど、久しぶりなせいか、なんだかギクシャクしちゃった。そんな時、ヨハンくんが、声をかけてくれたんだよね~、「お腹が空きすぎて困ってるの?」って…。恥ずかしいよ~っ。フェリシアちゃんたちの夏休みの様子ものぞけちゃう、シリーズ第6弾。 (^^)<Comment 夏休み最初の新しい友だちとの船上パーティーが終わって、ミリーが故郷の村に帰ってきた! そういえば、このシリーズは毎回、物語の最後に、故郷の村の大親友デイジーちゃん宛に書いた手紙の文章で締めくくられているので、デイジーちゃんってどんな子かな?と少し気になっていたのだけど。 文章を読む限りでのキャラクター設定も、あるやさんのイラストもすごくかわいらしい、村の子らしい女の子ですね♪ で、村に帰ったミリーは、シスター候補生としてとにかく村のヒーロー扱い。 シスターは癒しの力が使えるから、村のみんながミリーの癒しのパワーを目的にしてお家に押しかけてきちゃったり。 でも、癒しの力は体力を消耗しちゃうから、ミリーはばったり眠り込んじゃったりして、序盤はなかなかデイジーちゃんとの時間が過ごせないんだよね~。 ミリーも、みんなに喜んでもらえるのが嬉しくて頑張っちゃう子だし、癒しのパワーの練習も宿題の1つだからね。 デイジーちゃんのミリーへの気遣いがすごく優しいけど、久しぶりに大親友に会って、どんな風に接したらいいのか、お互い離れていた分、相手の成長に戸惑いや遠慮があるのかな?っていう部分もあったのかもしれない。 で、家族が「1日●人まで」っていう張り紙を書いて、ちゃんと娘を守るところも、あったかい家族だな~って思った♪ そのおかげで、ミリーとデイジーちゃんは、「秘密の扉」を探す旅にようやく出かけられるんだよね。 久しぶりの親友との会話で、ようやく離れたていた時間がじわじわと戻っていく感じ。なつかしい~!笑 山の斜面をくだっておりると、数cmのズレが元の標高にたどりつくころには数メートルや数キロのになって遭難しちゃう…っていう山の知識を蓄えることができました(笑) まさか子どもの本で、こんな知識が蓄えられるとは…やっぱり子ども向けといえど、本はあなどれないのですよ。。。 結局、ミリーとデイジーちゃんは大喧嘩をして、ミリーはその山の洗礼というものをうけることになっちゃうわけですが、そこにまたあのトーマくんが助けに来てくれて…。 新しい男の子ヨハンくんも登場したけど、やっぱりミリーにはトーマくんがいいと思う!個人的に!笑 今作も「秘密の扉」や”あの男の子”のナゾは解けなかったけれど、今までのシリーズの中で1番の冒険って感じでおもしろく読めました。 合間に、ジゼルやフェリシアちゃんの夏休みの様子の章もはさまれていたりして、ジゼルやフェリシアちゃんのファンの読者の子たちのこともよく考えられてるな~!
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