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大人のアスペルガーを知る本 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2023/05/13

図解があり読みやすくわかりやすい、Asdのサポートの重要性を感じた。 ニュアンスや空気を読み取る能力が生きていく上でどれほど重要か。配慮のある場所で輝けるように頑張りたい。

Posted byブクログ

2017/01/15

周囲の人のことを知りたかったので読みました。本人、家族、友人・知人が揃わないと難しいとおもいますが、それぞれ自分のこと、家庭・生活のこと、仕事のことだけを考えてしまいがちなので、大きな目で見ないとだめですね。ところどころ当事者に向けて書いてある部分もあります。

Posted byブクログ

2015/01/12

発達障害児に関する本は多いけれども 成人発達障害者の本は、まだ少ないのが現状だ。 本書は、タイトル通り「大人の」アスペルガーの人に 焦点を当てているので、当事者として読んでみることにした。 当事者向けにかかれている部分もあるが 基本的には周囲の人がどう対応するとよいかという 内...

発達障害児に関する本は多いけれども 成人発達障害者の本は、まだ少ないのが現状だ。 本書は、タイトル通り「大人の」アスペルガーの人に 焦点を当てているので、当事者として読んでみることにした。 当事者向けにかかれている部分もあるが 基本的には周囲の人がどう対応するとよいかという 内容になっていた。 発達障害は個性で、それを活かせば能力を最大限に活かせる。 だからこそ、周囲のサポートと理解が大切である。 大まかな主張はこういう感じだったけれど 「個性」程度ですむ特性なら、生きづらさを 強く感じて、二次障害に陥ることはないだろうし 普通より秀でた能力をもっている、いわゆる 「プロフェッショナル」な人が定型発達の人に少ないように 発達障害があるからといって、特別な才能をもつ人の 比率が増えるわけがない。 症状の説明もあまり踏み込んだものではなく 入門書といったレベルなのに、挙げられる特徴は極端で もう少し「マイルドなアスペルガー」の描写がない。 読みながら、あぁわかるなぁと思うところもあるのだけれど なぜそうなっていくのかのプロセスがはっきりしないし ステレオタイプ的なアスペルガーの描写ばかりの割に 理想や希望的観測みたいなものが混ざっていて それこそ言葉をそのままにしか受けとられない当事者からすると 「自分は何か才能があるのだからこのままでいいのだ」と ちょっとズレた勘ちがいをしてしまいそうな気がする。 易しいし、悪い本ではないのだけれど 特別に目新しい情報もなかったかなぁ。 約2年前の本だし、そもそもタイトルが 自閉症スペクトラムではなくて、アスペルガーだから しかたないのかな。

Posted byブクログ

2013/06/09

基本的なところが分かりやすい。 ただ教科書的で理想を言ってるだけのように感じる箇所も有る(長所を生かす等。アスペに関わらずみんなそうやね。でも特にアスペの場合は運や環境が無いとなかなか難しいと思う)。 体験談的な本で補完するともっと理解しやすいかも。 最初の一冊目にはいい本でし...

基本的なところが分かりやすい。 ただ教科書的で理想を言ってるだけのように感じる箇所も有る(長所を生かす等。アスペに関わらずみんなそうやね。でも特にアスペの場合は運や環境が無いとなかなか難しいと思う)。 体験談的な本で補完するともっと理解しやすいかも。 最初の一冊目にはいい本でした。

Posted byブクログ

2013/04/21

LDパパこと上野先生による、ASを持つ成人当事者向けの本…かと思われたが、どちらかと言えば家族や支援者(非専門家を含む)、職場など周囲の人に向けて書かれた本だった。 手にとりやすく読みやすい装丁、文体、手頃な価格帯など入門書としては良さそう。イラストが具体的でわかりやすい、各節...

LDパパこと上野先生による、ASを持つ成人当事者向けの本…かと思われたが、どちらかと言えば家族や支援者(非専門家を含む)、職場など周囲の人に向けて書かれた本だった。 手にとりやすく読みやすい装丁、文体、手頃な価格帯など入門書としては良さそう。イラストが具体的でわかりやすい、各節ごとに内容をまとめた図が載っている(よく、ビジネス書なんかにあるスタイル)のも親切。 「脳が物事をどう捉えるか」が多くの人と異なっているだけ、という説明も誤解を与えにくくわかりやすい。 特に膝を打ったのは、いわゆる定型者のやり方を押しつけることは「左利きの人に無理やり右手で作業をさせようとするようなもの」という喩え。 感覚障害や、二次障害としてのフラッシュバックや睡眠障害・摂食障害にも触れられており、ジョブマッチングなどへの言及、本人のストレスマネジメントなど、必要十分な内容。 職場における配慮については、今の日本の会社組織等では期待することが難しい気がして残念。書かれている内容はよく、もし実現すれば素晴らしいことなのだが。

Posted byブクログ